謙虚な闘志家 | エナフンさんの梨の木

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ピーターリンチをお手本とした初心者でもできる長期投資法を日々研鑽しています。

昨日、ツイッターでもつぶやきましたが、日経新聞電子版に少し私のことが書かれています。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD250NA0V20C22A3000000/ 


元日経マネー編集長だった深田さんの記事です。ちょうど、当時副編集長(現編集長)だった中野目さんのお誘いで、日経マネーに連載をさせて頂き、さらにそれをまとめて本にしていただいた関係か、私のことが少し多めに書かれています。

 

 (今月の日経マネーにも少し記事を書かせて頂きました)



本が思いの外よく売れたこともあり、ご馳走して頂いたこともありました。


「先生、どうぞ奥へ」と座らされたときは、居心地が悪かったですね。

「先生と言われるほどの馬鹿でなし」という古い川柳を思い出さずにはいられませんでした。


さて、この記事の中で、「成功している投資家は、(投資に対して)謙虚な人が多い」といった事が書かれていますが、どうしてもそうなってしまいますね。


成功している投資家といっても、いつもいつも勝っているわけではなく、試行錯誤で負けと勝ちを繰り返しながら、振り返ってみると「何とかまた勝てた」みたいな感じですので、大きな勝負が終わったあとは、常に、次は勝てる気がしません。


自ずと偉そうなことは言えなくなるし、過去に対しては、「運が良かった」と考える人が多いのでしょう。


ただ、他人に対しては謙虚でも、自分の中では闘志が燃えている印象があります。だから、大勝負も出来るわけです。


謙虚な投資家は、謙虚な闘志家でもあるのです。