おはようございます。

週末のNY株式市場は反発。根強いFRBの金融引き締め強化、景気停滞懸念などがネックとなって10時台に30,487ドル(−287)まで下落する場面もあったものの、引けにかけては3連休前の売り方の買い戻し主導で堅調に推移。ナスダックは長期金利の急低下もサポートとなり、アマゾン、ネットフリックス、テスラが買われて反発。エヌビディア、AMAT、AMD、マイクロンテクノロジーなど半導体セクターは軟調。

NYダウ 31,097ドル +321、ナスダック 11,127 +99
米10年債利回り 2.894% −0.76、為替 135.30円/ドル
NY原油 108.36 +2.60、日経先物 26,300円 +470

□ テクニカル : 右肩下がりの20日線に上値抵抗帯として機能する(戻り)売り優勢の形状。米10年債利回りも調整トレンド継続が本線となりますが、株式市場との相関性は低下しているため補足的にケア。

big (1)

【主な政治・経済イベント】
7/4(月)米休場(独立記念日)
7/6(水)米6月ISM非製造業景気指数、6月FOMC議事録
7/7(木)米6月ADP雇用報告
7/8(金)米6月雇用統計

■ NY株展望 : (戻り)売り優勢 ± マクロ指標

中長期的観点からは、FRBの金融緩和策終了に起因する年初からの下落トレンド内の推移が本線。短期的にも、FRBの金融引き締め強化を警戒した6月半ばの急落、6月下旬のリバウンドの後、景況感の悪化を“建て前”とした売り方主導の不安定な推移が予想されます。想定レンジは30,000〜31,800ドル

波乱シナリオとしては、FOMC議事録(7/6)、6月雇用統計(7/8)に絡めたFRBの金融政策に対する思惑、景況感の浮沈などに起因するブレ ≒ 30,000ドル割れ、32,000ドル超えの双方を念頭に。
 
  (会員サークルより
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