楽天グループの子会社となる楽天銀行が2022年7月4日に東京証券取引所へ新規上場申請を行いました。いよいよ来たかという感じですね。申請がスムーズに通れば2022年12月辺りに大型上場として顔を見せそうです。

rakutenbank_shinsei

楽天銀行のIPO新規上場観測情報

楽天グループはホールディングス化したころからグループ子会社の上場を行い資金調達を目指してきています。楽天銀行の他に、楽天証券も上場予定として話題になっていますね。楽天グループでは

  • 楽天銀行
  • 楽天証券
  • 楽天カード

あたりが儲けている分野でしょうか?一方で、現状先行投資でかなり足を引っ張っているのが楽天モバイルですね。

楽天モバイルの0円プランが終了!7月からの新料金に向けてどうする?

このところ楽天モバイル事業の赤字がかなり全体の足を引っ張っていて、いろいろなところで楽天経済圏のサービス低下(還元サービス悪化)が話題です。このサービス悪化が他社よりも下げなければ、まだユーザーが離れなかったと思うのですが、今の時代、簡単に比較されて他社の経済圏のほうが良ければユーザーはすぐに移行します。

楽天銀行を上場させるメリットは楽天グループ全体で資金調達が出来る部分と、ネット銀行で上場会社となれば住信SBIネット銀行とのバトルがありますが、2022年3月上場予定だった住信SBIネット銀行は市場環境の悪化もあって上場延期となっています。今なら先に上場できる可能性もありますね。

しかしながら住信SBIネット銀行もSBIホールディングスの親子上場で、話題性は高かったもののもともと嫌悪感はありました。同じような上場の形ですので、投資家の目線はかなり厳しいでしょう。IPOも初値が伸び悩む展開が続いていますので、生半可な売り方では買い手がつかない可能性も高いです。

最高の流れは楽天銀行が無事にIPOプレミアムディスカウント付きで売られて、初値が少しでも上昇。楽天グループも資金調達できて、今まで行ってきたサービス改悪の流れを再度逆回転出来る体制が整うことですね。

個人的には「良くも悪くも楽天」というイメージで、楽天にはお世話になっていますし、使えるサービスをしっかり使わせて頂ければというのが本音です。

rakutenpoint

何気に300万超えというパワーユーザー。そんな私ですら楽天のサービスに別れを告げている部分がたくさんあります。私のようなパワーユーザーを取り戻すような還元サービスの改善を望みます。