前場の日経平均は続落。連日の米ハイテク株安を重石に9時台に27,729円(−270)まで下落すると、前引けにかけても売り優勢で経過。東証主力株は買い優勢。機械・自動車がしっかりと推移。

中小型株は 7078 Inclusive、4192 スパイダープラス、9127 玉井商船、6677 SKエレク、7187 Jリース、6871 マイクロニクス、9519 レノバなどに短期資金が流入。

□ 午後の展望 : 売り優勢 ± 先物需給

前場の日経安裏で225銘柄は前日比プラス銘柄が過半数を占めていた経緯から、(実需動向ではなく)米CPI前の先物でのポジション調整主体の軟調地合い継続が本線。

■ 午後の戦略 : 「勝負どころは来週半ば以降」イメージ管理を優先!

日経先物、中小型株需給がともに軟勢を強めている経緯に加え、今晩の米CPI絡みの下押しリスクを念頭にリスク管理を優先した守備的陣形を継続。日経平均への感応度、テクニカル形状の分散を意識した攻撃対象の絞り込み、買いレンジ内の強気スタンスも並行。

★ SUMCO、☆ 日本航空電子は従来方針を継続。☆新規買い対象・材料系2銘柄は戦略を微調整。

☆ 9517 イーレックス 
7/11 + 7/19 ≒ 2,340円 → 8/10 2,605円 +265 11%高
全体戦略で触れてきた経緯から、本日の決算前に概ね利確を計るスタンスで。レノバが決算を機に急騰しているだけに一部持ち越しも妙手。

では 午後もよろしくお願いします。