本日の日経平均は続伸。「ジャクソンホール会合前のテクニカル調整」収束による前日のNY株高を好感して10時ごろに28,792円(+313)まで上昇すると、引けにかけては今晩のパウエルFRB議長の講演をメインとする週末リスクへの警戒感からジリジリと上げ幅を縮小。

東証主力株は値がさハイテク株を中心に買い優勢。
中小型株は 4979 OATアグリオ、5480 日本冶金工、4599 ステムリム、4165 プレイド、5032 AnyColor、7138 TORICO、9229 サンウェルズ、2195 アミタ、1382 ホープ、7878 光・彩、9872 アルテック、3356 テリロジーなどに短期資金が流入。全般的には市場マインドの様子見ムードが顕著に。

日経平均 28,641円 +162、Topix 1,979 +2
日経先物(9月限)28,630円、為替 136.82円/ドル
NYダウ先物 33,238ドル −35

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■ 後記 : 今週の日経平均は、週初の展望にて見通した「ジャクソンホール前のテクニカル調整」内で推移。週明けは今晩のパウエルFRB議長の講演に対するNY市場の反応次第の再開となりますが、週末の米雇用統計に向けては実需筋は極端な強弱策を取り低いだけに、28,000円台半ばから29,000円付近にかけての持ち合いをベースに、先物需給を加減した推移を想定しておくのが賢明。

個別に関しては、今週前半をストレス玉の戻り売りに注力した後、昨日からは打診買いに重心をシフト。来週の展望・戦略は週末に改めてお伝えさせていただきますが、(本来であれば8月3週目からを期待していた)“物色の二極化”を念頭に置いた組み立てが有効になりそうです。

では 今週もお疲れさまでした。

良い週末をお過ごしください。