【勘流雑感】
 昨日の米株は連銀総裁による相次ぐ来年の利下げ否定がネックとなり、最近の大幅安に対するリバウンドもそこそこに続落。日経先物も5日ライン近辺までの反発の後に売り直されたため、下落ベクトル継続による27,000円台前半までの下値追いが危惧される。9月前半に向けては米10年金利が3.25%程度で高止まるか、3.5%を超えて上値を試すかで状況は大きく変わりそうだ。

 現在の下げは8月前半の「落下地点を切り上げる作業」の流れを汲むサプライズ性の乏しいものであり、日経26,000円割れのような暴落は回避され、FOMC前に反発歩調に移行するが必至とみるが、米株が先導して相場が荒れやすい月末月初、市場心理の委縮による目先の個別物色の盛り上がりにくさなどを鑑みれば不退転の決意で買い向かうは下策。

 さすれば、本日の先物もショート戦術にて28,200円近辺までを売り上がり、大半を80−120円幅の即回転狙いに処し、買い玉のロスを埋める作業を続行。個別に関しては現金枠を多めに残しながら、背後関係が良好なものを耽々と攻め入られたい。

【勘流銘柄】
□ 2150 ケアネット
昨日は日経高もフォローとして終値での年初高近辺まで上昇。平時であれば短期指向狙いには物足りぬボラティリティだが、9月に目される材料株祭りを鑑みれば、今はこれで善い。

■ 昨日からの中期指向
米中景気減速見込みにより6月以降停滞してきた原油や非鉄市況の再生機運により、今期の減益見通しが保守的すぎるとの見方が広がってこよう。米長期金利と商品市況の相関関係の高さも鑑みれば、金利上昇に伴う株安へのヘッジ効果も期待される。

(その他)
1459 楽天225ダブルベア
週末の米雇用統計通過までは押さば買い戻し、上昇時は利入れは最小限にとどめられたい。

◎ 6879 イマジカ
8/22 825円  8/26 916円 +91 11%高
GS君の方で持続的提唱中。世界的な景気と金利動向が不透明な中にあっては、アナリスト評価が高い銘柄よりも実利重視で挑むが上策。◎ 48●●、◎ 43●●も近々にも仕掛かりそうだ。

動意とともに順次ここに記されよう
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今月末は全メンバーが継続済み。自己流に限界を感じている者はみなとともに飛翔を期されたい。
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