ただの業績相場 | エナフンさんの梨の木

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ピーターリンチをお手本とした初心者でもできる長期投資法を日々研鑽しています。

勝てるようになるためには、いくつかの気付きが必要だと思います。

別に人一倍痛い目に遭わなくても、さっさとそれに気が付けば勝てるチャンスが広がる。

私の場合は、長期的な株価の変動と、短期の変動は大半が無関係、という気付きが大きかった気がします。



今日その株が上がるか下がるかと3年後その株が上がっているか、下がっているかは全く別問題。

この3ヶ月間、上がるか下がるかと、この3年間上がるか下がるかも別問題。

この大前提があるから、VE投資法が成立するのです。

 

 

時々、「今日上がらないようじゃ、この株はダメだな」的な事を言う人がいますが、もちろん、別問題。


ただ、3年のうちに何度か、とても意味のある動きをする時期があり、その動きについてのみいえば、3年後の上昇や下落を強く決定づける重要な動きとなります。


日経平均に関して言えば、少なくとも円ベースでは、この一年半は横ばいです。(3年チャートか何か)引きで、見るとよくわかります。NYダウも円ベースなら横ばい。ドルベースでは、景気後退を織り込むような下げ。


進展する円安は、国内株の明暗を分けると思います。一部の輸出関連株では、景気後退の影響を補って余りある利益をもたらすでしょう。


日本株は、全体では横ばい、部分的には明暗が分かれる、つまり、私の分類ではただの業績相場が続いています。