円安は一服ムード?ただし円安基調は止まらず…今後のドル円展開とは
最終更新日: 2022-9-9
こんにちは!ドル円の動きが気になって、ニュースやらいろんな資料見てたら目がしぱしぱ。。
目を酷使してしまった感があるので、ホットタオルあててたらそのまま寝ちゃってました!はい!ブログ更新遅くなってすみません!笑
本日は、一時145円へと向かったドル円について今後の展開予想をつらつらと書いてみます。昨日のパウエル議長とラガルド総裁のコメントも一部ピックアップしているので、ご参考になれば!
145円に迫るドル円の今後の値動きを予想
一時は145円に迫る動きを見せた米ドル円の為替レートですが、9月9日午後の時点では142円台まで下落していますね。首相官邸で岸田総理と黒田総理が会談したことで、何らかの介入があると受け止められたためです(´・ω・`)
ただ、近日中に具体的な対策が発表されないとただの口先介入と受け止められ、8月米消費者物価指数の結果次第では再度145円台に戻る可能性は十分考えられます(*´Д`)
注目の要人発言まとめ(パウエル議長・ラガルド総裁)
ドル円に注目が集まる中、昨日(9月8日)FRBパウエル議長とECBラガルド総裁、両者が発言する機会があったので、その要点についてまとめてみました!
FRBパウエル議長
ケイトー研究所で開催された金融政策に関する討論会で発言がありました。
-FRBパウエル議長:労働市場の需要や、賃金は依然として高い水準で推移していることから、依然としてインフレは収束しているとは思わない。FRBは物価安定を最優先課題として、やり遂げるまで金融引き締めを継続していく。
ECBラガルド総裁
欧州中央銀行(ECB)は9月8日、政策金利を0.75%引き上げました。
-ECBラガルド総裁:アメリカは労働市場の需要が旺盛であるのに対し、欧州のインフレはエネルギーなどの供給要因であり、インフレの要因が異なっている。
ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー価格の上昇から、インフレ率は今後も高い水準にとどまる可能性が高い。今後、数回の理事会でさらなる利上げを予想する。インフレが支出や精算を抑制し、経済減速や失業率の上昇が予想される。
円安トレンドは止まらない?ドル円は145円へ向かうのか
度重なるパウエル議長や、各地区連銀総裁のタカ派(金融引き締め派)発言により、すっかり2023年からは金融緩和に向かうというムードは無くなってしまいましたね。9月のFOMCでは0.75ポイントの利上げが濃厚です。
ただ、9月の利上げで急速にインフレが抑制されればもちろん、FRBの方針は変わります。FRBが緩和姿勢に転じれば円高トレンドに変わる可能性が高いので、市場の情報だけを鵜呑みにせず、自分なりにこうした要人発言をもとに予測しておくクセを付けておきましょう。
アメリカと欧州はどちらも政策金利を引き上げていますが、インフレの原因が根本的に異なっています。今後も通貨はドル一強の流れは続くのでは…と思っています。
米ドル円も日銀や政府が具体的な政策を示さない限り、基本的な円安トレンドが収まる見込みはないでしょう。。少しずつ様子を見ながら、145円近辺までジリジリと戻っていく展開なのかなと予想します٩(๑´0`๑)۶
それでは今週もお疲れさまでした!だんだんと涼しくなってきたので、週末は秋服でも買いに行こうと思います!それではまた~(✻´ν`✻)♪