8月米CPI発表後の米ドル円は一時2円以上も上昇!再度円安局面へ
最終更新日: 2022-9-14
こんにちは!
もう9月だってのに湿気多くないですか?おかげさまで冷たい物飲み過ぎで足がむくむくです。温泉行きたい…!
さて!今日のブログでは、8月米CPI発表後の米ドル円の動きやその要因、そして直近の重要イベントについての注目ポイントなどを解説します٩(๑òωó๑)۶
8月CPI発表後、1.0ポイントの利上げ確率が急激に上昇
9月13日の夜に、注目されていたアメリカの8月消費者物価指数(CPI)が米労働省から発表されましたね!
前年比で8.3%上昇と予想(8.1%)を上回りました。伸び率としては2ヶ月連続で鈍化傾向にあるものの、物価上昇率は依然高い水準にとどまっています(*´Д`)
変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数では、前年比で6.3%と伸び率が拡大していること、またガソリン価格の伸び率は前月比で10.6%低下していることから、上昇の影響はエネルギー価格だけが原因ではないことが分かります。
今回の8月度米CPIの発表を受け、9月のFOMCではこれまで有力だった0.75ポイント利上げから、1.0ポイントの利上げになる確率が急激に高まりました。1.0ポイントの利上げ確率が高まった背景には、先日の好調な雇用統計の結果の影響もあったようです・・
一時ドル円は一気に2円以上もの円安に!
米ドル円は米8月CPIの発表直後、一気に2円以上円安に向かい一時1ドル145円ちょうど近辺まで円安が進みましたね…!しかし、今回も145円が1つの抵抗線となっており、145円を超えるには至っていません٩(๑`^´๑)۶
なかなか円安の流れは止まりませんが、9月15日の米小売業売上高と9月21日深夜(9月22日の夜中)のFOMC政策金利発表が終わると、やや円安の材料は出尽くし感があります。
ただ、小売業売上高の内容次第では145円を再度超えてくる可能性も十分あります。さらにFOMCで1.0ポイントの利上げとなれば、おそらく1998年以来の147円近辺までは到達するのではないでしょうか(´・ω・`)?
現在は143円台まで戻った要因や今後の注目イベント
ただし、少し考慮しておくべき点もあります!
9月14日に、日銀が為替介入の準備として為替動向を照会する「レートチェック」を行ったとの報道が発表されています。
鈴木俊一財務相は、急速な円安に「あらゆる手段を排除しない」と述べるにとめているので、必ず為替介入が行われるわけではありません。ただ、為替介入をする準備だけは進めているようです…!
9月14日に143円台まで円高に戻っているのはその影響でしょう(´ε` )
直近の流れでは、8月米小売業売上高と9月のFOMCを注視し、それに対して日銀が為替介入もいよいよ視野に入れているという動向に注目です☆彡
最近は一気に1~2円の変動があることが多いので、改めてですが重要指標が発表される時はポジションの確認をしておきましょうね!
それではまた明日ブログ書きます(✻´ν`✻)♪