9月度FOMCは0.75ポイントの政策金利引き上げ!今後の展開を予想
最終更新日: 2022-9-22
こんにちは!
昨日(9月21日)に開催されたFOMCで、FRBは政策金利を3会合連続となる0.75ポイント引き上げることを発表しましたね…!
さらにFOMCでは政策金利の誘導目標を年3.0%~3.25%に引き上げることを全会一致で決定。政策金利が3.0%台になるのは2008年以来、14年ぶりとなります(*´Д`)
今回のブログでは、FOMCでのさらに詳しい発表内容やドル円動き、そして今後の展開を予想しました!
FRBパウエル議長は11月・12月にも利上げを示唆
FOMCでは0.75ポイントの政策金利引き上げを発表。FRBのパウエル議長は「早すぎる金融緩和への転換に歴史は警鐘を鳴らしている」として、年内に予定される11月と12月の会合でも大幅な利上げを続けることを示唆しました!
今回公表されたFOMC参加者による政策金利の見通しの中央値は、2022年末で4.4%となっています。これは、年内2回の会合で1.25ポイントの利上げが必要になる計算です(´・ω・`)
つまり、11月、12月で0.5ポイント、0.75ポイントのように上昇する可能性があるので、大きな政策金利の引き上げが予定されていることになります…!
FOMC発表直後の米ドル円に大きな動きなし
米ドル円の為替レートを見てみると、0.75ポイントの政策金利は大方の予想通りだったので、FOMC発表直後はあまり大きな値動きには至っていませんでした(*_*)
一方で日銀は9月22日の午前中、金融政策決定会合の終了後に政策金利を発表しました!
消費者物価指数が上昇傾向にあるにも関わらず、賃金の上昇が伴っていないこと、新型コロナウイルスからの回復を下支えする必要性があることを理由に、引き続き緩和政策を続ける姿勢を示しました。
円高に戻す動きの可能性も?今後の米ドル円予想
日銀の政策金利の発表を受け、一瞬145円台まで円安が進む場面もありましたがすぐに下落。以降、144円70銭-90銭のあたりを上下する展開が続いています…!
ドル円の動き(5分足チャート)
油断はできませんが、残りの9月は為替に大きな影響を与えるイベントはあまりなく、145円の上値はかなり重いことから、144円前半から143円台半ば位まで円高に戻す動きが進行するんじゃないか…と予想します。
ただ、プーチン大統領が「部分的な動員令」の発動を宣言したことから、ロシア・ウクライナ侵攻のリスクのステージが一段と上昇した気がします。。
今のところ主な通貨で影響を受けているのはユーロとポンドですが、米ドルにも影響を及ぼさないとはいいきれません。ロシア・ウクライナ情勢にも十分注意を払う必要があるでしょう ٩(๑´0`๑)۶
なんだか急に肌寒くなりましたね!毎朝「今日は半袖?長袖?」と自分に問いかけるところから一日がスタートしています♪
今週はシルバーウィークなので連休の人も多いと思いますが、台風も来ているので外出される方は気をつけてくださいね!それではまた~(✻´ν`✻)