困っている人ほとんどが対象!コロナウイルスで受けられる国の支援

こんにちは!
お久しぶりです、ヒナです。

コロナウイルスに関して、思う所はたくさんあるのですが、わかっていない事があまりにも多く、いい加減な事を書く事もできないので、事実ベースで役に立つ事だけを配信しよう思いました。

今回のお話は、コロナの影響全くないよ!

という方はすっ飛ばして結構です。

世の中お金が止まると、生活が止まってしまいます。
でも、お金がないからって、命まで断つ事ない!!!

商売やっている方は生き延びるために融資でも、なんでもして、ダメだったら、一からやり直せばいいと心の底から思います。
自己破産という仕組みは、言葉は悪いですが、やり直し制度です。
破産したからって、命までは取られません。

私は親がかなり問題ありの人なので、物心ついてからずっとそう思っていました。

ただ、連帯保証人をつけてしまった場合は別です。

連帯保証人付きの融資を以前受けた事がある人は、
今回の融資枠で多めに借りて、保証人から外す努力をしましょう。

今回紹介する国の融資制度は、保証人なしなので、当てはまる人は、大いに活用して欲しいと思います。

実は、一応ファイナンシャルプランナー資格持ちなので、数件の法人・個人の事業者さんの相談を受けたりしていました。

今回その経験から、

●事業者が受けられる給付金・補助金

●事業者が受けられる融資で注意するべき点

●個人が受けられる給付金・補助金

のお話をしていこうと思います。

また、窓口を間違えると大変なので、そのポイントも。
このような事態が起きると、詐欺のような案件で皆さんのお金を狙ってくる不遜な輩が湧いてきます。

コロナ禍で不安定になっていく未来を煽ったり、自粛中に勉強して成長しましょう!と高額セミナーに誘導しようとする人たちですね。

あとは、マルチとか宗教とか。
お布施が欲しいから、密になる集会場に呼び出すような宗教に入られてる方はさっさと縁を切った方がいいです。

全部が悪いとは思いませんが、参加するなら無理のない範囲で。

今はそんな事にお金を使う時期ではないので、自分や家族の生活を守るために、お金を使って下さい。

ではでは、今回のコロナ禍で、国からの支援がこれでもか!という位の支援が補正予算で成立されています。

まあ、成立されて、申し込みが始まっていますが、私のもとにはマスクも到着していないし、バイクの税金だけは早々と来ている状況です笑

では、解説していきます。

事業者が融資よりも真っ先に受けるべき給付金

「持続化給付金」

お金を借りるよりも先に、法人・個人問わず受けるべき給付金は、

「持続化給付金」です。

こちらは

個人事業主が最大100万円
法人が最大200万円

給付金されるという、前代未聞の給付金精度です。

これは知らない人が多くて、多くの事業者の人は、「借りるもの」と思っているんですよね。

給付金ですから、そのまま「もらえます」

ただ、勘定科目の処理はどうなるか意見が分かれていますが、課税対象にはなります。

対象者は、前年度同月比で、売り上げが50%減の月が、今年一年であった場合が対象です。

例えば、去年4月の売り上げが20万円だったら、今年はコロナの影響で5万円になってしまった、という人や会社ですね。

計算方式は

前年の総売上(事業収入)ー(前年同比-50%月の売り上げ×12ヶ月)

です。

上の例を引用して、前年度の売り上げ300万円と計算すると、

前年度300万円の売り上げー(5万×12ヶ月)=240万円

個人だったら、上限100万円
法人だったら、上限200万円

とう感じで給付されます。

で、この持続化給付金ですが、かなり柔軟な範囲で対応が可能です。

一応、前年同日となっていますが、やむおえない事情・出産や、事故などで動きが取れなくて前年度の売り上げが全く立たなかった事業者は特例として前々年度の確定申告所で対応が可能です。

経済産業省 持続化給付金案内ページ

そして、この持続化給付金、申請がびっくりするほど簡単です。
書類さえ用意すれば、15分あれば終わります。

持続化給付金申し込みページ

要注意なのが、代行業者!

持続化給付金の20%を手数料をぶん取るアホ業者がいるようですが、そもそも、売り上げ落ちて困っている事業者から高額な手数料を取るなんて図々しいにも程があります。

そんなのに頼らなくても、パソコン持っていない人にはサポート会場がありますし、無料で申請ができます。

「小規模事業者持続化補助金 コロナ対応型」

名前が紛らわしい・・・。

こちらは、先ほどの持続化補助金よりも、グッとハードルが高くなります。現在、特殊な「持続化補助金コロナ型」というものが出ています。
普通の持続化補助金もあるので、今なら絶対にコロナ型を利用して下さい。
ただ、使い道が限られていて、

●既存型サプライチェーンの毀損
●非対面型ビジネスの転換
●テレワーク環境の整備

のいずれかが対象になります。
あと、同じ補助金でも、地元の管轄によって、商工会・商工会議所に分かれています。(違う組織)

商工会の書類をオンラインでダウンロードし、記入して商工会議所に持って行ったら撥ねられますので、注意して下さい。

通常の一般型では、上限50万円ですが、コロナ型ですと100万円まで引き上げられています。

内容はコロナを乗り切るための事業計画を立て、100万円を限度に、その3分の2が補助されるというもの。

150万円分設備を買ったら、100万円分補助してくれる、というイメージですね。

補助金というと、後払いが原則なのですが、今回のコロナ型は、セーフティネット4号という売り上げ減少証書があれば、補助金の半分を前払いしてくれるという特例があります。
(事業者にはセーフティネット4号の証明が超重要になるので、詳しく後で説明します)

ただ、購入した機材で儲かったら、お金返してね特例もあるので、えーーーっという感じですが。

応募にはなぜか、CDーROMでデータを焼いたりしなくてはならない謎仕様だったりするので、パソコンを使える人でなければちょっと大変かも。

特別家賃支援給付金

店舗の家賃を月最大50万円を限度として、3分の2国が負担してくれる、大盤振る舞いな給付金です。
おそらく、これもセーフティネット4号申請をしている事業者はかなり手続きが楽になると思います。
これは、めっちゃ助かるのではないでしょうか?
6月に正式決定、申請開始なので、申請が始まったら、すぐに申し込みましょう。

【コロナ対応融資で気をつける事とセーフティネット4号】

次は融資で気をつける点です。
実際、コロナで大変だから、融資の審査も甘いだろうと思ったら、そんなに甘くないよというお話です。

「新型コロナウイルス対策緊急融資」

という、連帯訴訟人なし、国が金利を補給してくれるという素晴らしい貸付制度があります。

これが通常の融資枠を一杯に使っている事業者・又は返済遅れなど信用に傷がついている事業者は、いくら緊急とは言っても、弾かれる可能性があります。

(実際にお手伝いした会社は、弾かれました。借入がそんなになかったのですが、よくよく考えると、信用毀損がネックだったかなぁと今では思います)

この時間が問題です。

最初に融資の面談予約を入れてから二週間待たされ、更に融資の相談後、銀行の決済のみという段階になって弾かれる、という感じで、約20日間無駄になってしまいました。

ここで、運転資金借りられない~!おしまいだ~!

ではなく、もう一つ、奥の手があります。

セーフティネット4号を利用した、融資です。

これ、本当に謎なんですが、融資を弾いた銀行は一切教えてくれません。なぜ、これが奥の手かというと、普通の信用枠とは別にセーフティネット4号を取得した事業者には

新しい融資枠ができ、融資を受けられるからです。

ですから、売り上げが減少した事業者・会社がやるべきことは、セーフティネット4号の申請を行う事です。

セーフティネット4号とは、以下に当てはまれば申請できます。
以下、抽象企業庁から引用します。

「次のいずれにも該当する中小企業者が措置の対象となります。

●申請者が、下記の指定を受けた地域において1年間以上継続して事業を行っていること。

●下記の指定を受けた災害等の発生に起因して、その事業に係る当該災害等の影響を受けた後、原則として最近1か月間の売上高又は販売数量(建設業にあっては、完成工事高又は受注残高。以下「売上高等」という。)が前年同月に比して20%以上減少しており、かつ、その後2か月間を含む3か月間の売上高等が前年同期に比して20%以上減少することが見込まれること。」

こちらに当てはまれば、それぞれの自治体で取得する事ができるので、お住まいの自治体に連絡して下さい。

セーフティネット4号+自治体名で検索すれば、出てくると思います。その他、もう少し条件の緩いセーフティネット5号というものもあるので、各自お調べ頂ければと思います。

取りあえず、通常枠で「新型コロナウイルス対策緊急融資」での予約申し込みをしつつ、セーフティネット4号を使った日本政策金融公庫の融資相談の予約をして、同時に相談して決める。

というやり方が、時間を無駄にしなくて済むと思います。

その他、東京都ですが、テイクアウトを始める飲食店に5分の4費用を補助してくれるテイクアウト助成金など制度がるので、調べてみて下さい。

今の時期、補助金や給付金はかなりの種類が出ているので、何かしら国から給付される可能性は高いです。

【個人の給付金・貸付制度】

次は、コロナが直撃し、生活で困っている人用の制度です。

●特別定額給付金

CMとかでもやっている、誰でも10万円もらえる給付金です。既に、自治体からの書類が皆さんの元にきているかもしれませんね。

●緊急小口現金

名前の通り、緊急でお金が必要な人用の貸付制度です。

緊急小口現金(東京都福祉保健局のサイト)

10万円・20万円を限度に無金利・保証人なしで貸し付けてくれます。
個人で本当にお金に困っていたら、こちらです。変な所から借りないで下さい。

一年据え置きで、一年後から返済が始まりますが、減免制度があるようなので、一年後生活が苦しかったら、減免が受けられる可能性があります。

今は困っていなくても、これから先行き不安定なので、無金利なのでとりあえず借りておいて、一年後使わなかったら返すという手もありですね。

●家賃補助制度

これは自治体によって違ってきますが、
東京都は単身者で53700円、家賃が補助されます。
お問い合わせは、各自治体のHPに案内がありますので、相談なさって下さい。

●その他

国民健康保険や、税金関係は、減免、据え置きなどの処置ができると思います。
給付金でも、税金でも、こちらから調べたり、問合せするなどアクションをしなければ、減免されたり、給付制度が本当にたくさんあります。

まず、自分の自治体・東京都のHPを見て、該当するかどうかちゃんと確認してみて下さいね。

ではでは、緊急事態宣言が解除された地域もありますが、皆さんご自愛なさってこのコロナ禍、乗り切りましょう!

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