銘柄の入れ替え(売却)について質問がありました。
まず、基本は、
2.成長が期待できなくなる
3.他にもっと良いのが見つかる
です。
ただ、これは、見事に長期成長が期待でき、かつ割安な銘柄をうまく見つけられたときの話です。
そういうのが見つからない時は、あえて株をやらないのも一つの手ですが、ちょっと、基準を緩めて、
①単に割安な株を買う(バリュー投資)
②循環株をかう(シクリカル投資)
ということを私はやります。市場から完全に離れて勘が鈍るのが嫌なのです。ただ、そういう時は現金比率を高めて、全体としては様子見姿勢となっているのですが。
そういう意味では、私にとってはこの2つはB級投資です。
http://enafun.blog21.fc2.com/blog-entry-814.html
雑誌の取材で困るのは、自分は様子見体制なのに、「何か有望株を教えてください」ってなったときですね。
適当に答えるわけにも行かず、B級投資の中から、ストーリーが面白いものを紹介することになるのですが、売りのタイミングは、先程の1〜3というわけでもありません。
①バリュー株なら、ぎりぎりまで粘らず、割とさっさと売りますし、②循環株なら風向きが変わればさっさと売ります。
で、本題に戻るのですが、
じゃあ、循環株かつ成長株かつ割安株はどうしたら良いの?
(実はこの3つは同時に成立しうる、それぞれ別の概念だ)
おそらくそういう意味のご質問だと思うのですが、
長い目で見ると、それでも1〜3を守った方がいいでしょう。ただし、循環株は、たとえ成長株であっても、一度下げだすとかなりきついので、この場合は、私は、早めに、3.もっと良いのに乗り換える、ケースが増えました。
http://enafun.blog21.fc2.com/blog-entry-664.html
当時は、それでも持ち続けろ、って言いたかったようですが、家電とか不動産とか、大暴れがわかっているやつは、評価を少し下げて、もっと良いのに乗り換える判断もありだと思います。
うーん。ただ、5年以上の単位で振り返ってみると、それでも成長している限り持ち続けたほうが、あれやこれやと下手に動くよりも、結果的には上手くいくんですけどね。