ティムス(4891)のブックビル期間が11/07 (月)に始まります。
恒例のバイオベンチャー系のIPOになります。何度も言いますがギャンブル案件ですね。

仮条件は640~670円 (変動率:-4.5% ~0.0% 中立 )です。
主幹事はSMBC日興証券。仮条件は上限で想定価格と中立です。

スケジュールです。

BB期間 開始: 2022/11/07 (月) ~ 終了: 2022/11/11 (金)
公募価格決定 2022/11/14 (月)
購入申込期間 開始: 2022/11/15 (火) ~ 終了: 2022/11/18 (金)
上場予定日 2022/11/22 (火)

・初値予想、BBスタンスを更新しました。
ティムス(4891)のIPO新規上場情報

BBスタンスを考えるにあたって目論見書や大手予想会社のレポートなどを改めて見返しましたが、財務諸表に関しては全くノールックでどうするか考える銘柄になりそうです。一応、過去売上のある期では黒字になっているのが見どころかもしれません。2023年の売上予想は0円!アメリカの医薬品メーカーとオプション契約を結んでいて過去の売上もオプション行使で金銭を受領しています。

今後もオプション契約での金銭受領の可能性はあるものの、売上予想などには織り込んでいません。近々の治療薬が脳梗塞に対するもので特に米国での期待が高そうです。グローバルオファリングで半分以上が海外配分となっているのもそういったところからかもしれません。

しっかり調べてみると結構期待されている事業のようで、この赤字状態で東証が上場承認するだけの納得のある技術や可能性があるのかもしれませんね。それでも初値視点だけでみると、海外需要の高さであったり短期筋が興味を持って入るかになりそうです。なお、需給面は案外タイトですので、そこまで心配する必要もない銘柄に見えます。

私の一発目の初値予想は750円(想定価格比: +80円/+11.9%)としました。

BBスタンスはC評価。初値予想はプラス予想にしています。結構、大手の予想会社が堅調な滑り出し予想をしていて、地合いによっては直前予想で1,000円弱ぐらいまで出してくるかもしれません。普通に見ると見た目厳しい気がしますが、結果的に参加したほうが得なIPOになりそうという気がしてきました。ソシオネクストがそうだったように海外需要や機関需要の雰囲気は参加するかの大きな判断材料になりそうです。

既存株主をみるとずらりと並ぶベンチャーキャピタル、ストック・オプションも大量で中長期のギャンブルもしんどそうと思いつつも、売出が1%程度しかしていないなど公募組への配慮もかなりあります。せっかく配慮されている銘柄で海外配分も多い案件なら、実は参加が美味しい案件という見方もできますので、宗教上の理由でバイオ案件はパスという人でなければ、そう悪くない勝負になるのではとブックビルが始まる前の見解です。


SMBC日興証券で今年当選があまりない人は当たる可能性が高いかもしれませんね。当たるなら1枚あたり1~2万円ぐらいの小遣いとなって欲しいですが、そこは地合いに左右されそうなのでなんとも言えないところですね。

中長期に期待するという考えの人もいるでしょうが、やはりそこはバイオギャンブル案件なので、見学するだけのほうが楽しめそうです。

ティムス(4891)のIPO新規上場情報
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