【勘流雑感】
 間もなく開票が始まる米中間選挙の焦点はインフレであるとの見方が大勢。その場合、ロシアの横暴を許し、グリーン革命なるお題目だけが立派なポンコツ政策により物価高を招いた張本人であるバイデン民主党への批判は免れまい。左派の多い行政期間による選挙結果の多少の操作は可能であろうが、民主党にとって(トランプ嫌いの)フェイスブックやツイッター社を筆頭とする大企業のシビリアンコントロールにより政権をかすめ取った前回の大統領選のようにはいかぬであろう。

 もっとも、目先筋の焦点は既に木曜の消費者物価の結果にシフトしている。ここでコア指数が市場予想の中央値である前月比0.6%以上で着地するなら暴落、0.5%以下で着地するなら上昇ベクトル続行が基調となるとみているが、現時点での判断は当たるも八卦当たらぬも八卦。

 さすれば、本日中も斜に構えた強気続行が無難。昨日敗退の先物は、27,900円近辺から28,100円までをパラパラと売り上がり、大半を80−120円幅で利入れに回る。28,150円超えは撤収。個別に関しては決算絡みのマネーゲームには関与せず、現状ヨコヨコの推移が続いている高ボラティリティ銘柄の種蒔きに勤しまれたい。

【勘流銘柄】
・ 3660 アイスタイル
10/18 515円より 11/8 584円 +69 13%高
昨日の利入れ完了後はしばし触れずの傍観。

□ 4344 ソースネクスト
決算シーズン中は志のないディーラー連中がマネーゲームに勤しむ一方で、短期筋の中でもまっとうな部類のディーラー連中は国策銘柄に更に力を注ぐ展開が目される。先週末285円までを買い向かったら、300円台序盤も胆力を持って接する。

■ 2400番台中期指向
11/7 797円より 11/8 848円 +51 6%高
先週触れた出前館や出前館などと同様に、東証コア銘柄を買い切れぬディーラー連中を中心に低位スタンダード銘柄への梃入れが目される。世界的なリスクマネー動向の変調により、、、、、関連の動きは冴えぬが、現状で耽々と種を蒔く効果は大きい。昨日までの6%高も駒得レベルと捉え、現値も強気に処す。

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