おはようございます。

昨日のNY株式市場は暴騰。注目の10月消費者物価(CPI)は前年同月比+7.7%(9月の+8.2%から伸び鈍化、市場予想+8.0%)、コア指数が前月比+0.3%(市場予想+0.6%)で着地。総じてインフレペースの鈍化を示唆したことでFRBの利上げピッチ鈍化期待が高まり「債券買い(金利は低下)株式買い」トレードが加速。昼前に節目の33,500ドルを突破すると、一日の高値圏で取引を終了。ナスダックも主要銘柄の一斉蜂起により大幅高。

NYダウ 33,715ドル +1201、ナスダック 11,114 +760
米10年債利回り 3.821% −0.320 、為替 140.51円/ドル
NY原油 86.47 +0.64、日経先物 27,970円 +540 

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□ 本日の展望 : 買い優勢 ± 先物需給

米CPI後のNY株急騰を好感した堅調スタート後、28,000円付近では週末のポジション整理が重石となる持ち合い商状化が本線。想定レンジは27,750〜28,100円。SQ通過後の先物で踏み上げが加速した場合の28,200円超えも楽観シナリオとして念頭に。個別全般では好決算銘柄への短期資金流入トレンドは継続するため、「日経高 ≠ 個別全面高」のイメージで取り組みたいところ。

11/11(金)3825 リミックスポイント、9517 イーレックス、1518 三井松島、6407 CKD、(引け後)4475 Hennge、4169 EneChange、6619 ダブルスコープ、2370 メディネット、2586 フルッタフルッタ、3680 ホットリンク、3962 チェンジ、4392 FIG、4480 メドレー、4395 アクリート、4755 楽天、4776 サイボウズ、6232 ACSL、7733 オリンパス、8848 レオパレス21、9984 ソフトバンク、7342 ウェルスナビ、2150 ケアネット、3681 ブイキューブ、7744 ノーリツ鋼機、3687 フィックスターズ、4435 カオナビ、8308 りそなHD、9927 マイクロ波化学

★ 本日の戦略 : 持ち株の買い増しで上昇第三波をケア!

来週も米小売り関連の決算やマクロ指標への油断は禁物ですが、FOMC後のイベントリスクに比べれば株価影響度は小さいと判断。よって、昨夕触れた米CPI後の3シナリオに関しては、(1)騰勢アップによる28,000円+アルファ...優位を念頭に、祝日前後にかけての日経平均のコアレンジを27,400〜28,500円に想定した戦略で取り組みたいところ。

個別に関しては、来週火曜までの実質決算シーズン、値動きの大きい銘柄の決算が今日と来週月曜に集中している背景から、本日中の強引な勝負は避け、3割+アルファの余力維持、手仕舞い条件の徹底によるリスク管理を継続。

攻撃面では、好背景中小型株を中核とするポジショニングはそのままに、日経高への呼応が見込める流動性高めの好トレンド東証主力系銘柄に派生するスタンスで臨んでください。

※ 決算銘柄のギャンブル度が高まっていますので、決算前には下振れリスクの許容範囲までポジションを縮小するのがおススメ。

昨日2,800円までの調整過程で買い直しを完了させた★ ラクスル(4384)をはじめ、☆★Sラボ銘柄も昨夕の戦略を踏襲。

【ウォッチ銘柄】

△ 6335 東京機械
23年3月期経常益予想を4.1億円から5.7億円に上方修正。昨夕触れた坪田ラボ(4890)などの他、6539 MS_JAPAN、5941 中西製作所、8135 ゼット、3526 芦森工業、7849 スターツ出版、8029 ルック、6235 オプトラン、4028 石原産業、6016 ジャパンエンジンなどとともに割り切り対象でケア。

△ 9107 川崎汽船
GS氏注力中。日経高に呼応しやすいセクターとして半導体と海運に注目。

  (会員サークルより >>Sラボ参加案内

『 出口を確認しながら前へ! 』


では 本日もよろしくお願いします!☆