【勘流雑感】
 日本株は連日で28,000円水準を維持。中国共産党政府がゼロコロナ政策に回帰し、世界的な景気への悪影響が懸念される中でも底堅い経過となった。香港ハンセン指数の暴落に動じぬ様は、以前述べた「中国株から日本株への資金流入仮説」の信ぴょう性の高まりと考えている。米長期金利の不安定さは嵐の前兆であるとの見方にも変わりはないゆえ、短期的には日経暴落時に対する備えも怠れぬが、軸足は買いに据え置くが善かろう。
 
 さすれば、本日の先物も27,800円までを買い下がった即転狙いを続行。27,750円割れは撤収。個別に関しては背後関係が良好な銘柄を少数精鋭で耽々と種を蒔く。市場心理が楽観から懐疑に移りつつあるゆえ、回転期間は先週までよりも短めに設定し、1週間から10日前後を目安として取捨選択を図るが上策。無論、端からデイトレ狙いで挑むは下策。先週のダブルスコープ<6619>、アイドマ<7373>の上昇により□■ 勘流銘柄は2つにまで減少しているが、米金利動向を中心とする漫然とした気味の悪さに配慮して、本日中の新提唱は見送る。

【勘流銘柄】
□ 3328 BEENOS
11/15、11/17、平均3,090円より 11/18 3,315円 +225 7%高
11/8発表の22年9月期業績は大幅減益となったが、投資事業での減損損失の実施ゆえ意に介す必要はない。むしろ ディーラー連中による前期第4四半期の流通総額の拡大や今期営業益の過去最高益更新見通しへの評価が強まってきた。本日も押さば3,●●0円付近までを買い向かわれたい。

□ 7373 アイドマ 
11/10 4,400円より 11/14 4,870円 +470 10%高
会員サロンでは □ 昨日からの短期指向との兼ね合いにて新規買い提唱からは外すが、好調な本業を鑑みれば押しは4,●●0円近辺までを耽々と買い戻すが善かろう。東証グロース物色の賞味期間が株価動向の鍵となるゆえ、4,●00円割れに際してはスパッと撤収。

(その他)
7047 ポート、4890 坪田ラボ
昨日のロケットスタート後も押し目買い狙いで持続的に注目。7370 ENJIN、4165 プレイドも粗方同様。なども持続的に。先週1週間で7割高のマイクロ波化学<9227>はチキンレース感覚で挑まれたい。

1366 大和225ダブルベア
全体戦術で述べたように、米長期金利の乱高下は大きなうねりの前兆。日経28,000円台ではパラパラと。日経28,400円超えなら撤退。

何かしら参考になっておれば
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