おはようございます。

昨日のNY株式市場は大幅続伸。注目のパウエルFRB議長の講演における「12月FOMCでの利上げピッチ減速」示唆を好感。10月以降の戻り高値を更新。朝方発表された重要マクロ指標は、米7−9月期実質GDP改定値が年率換算で速報値の+2.6%から+2.9%に上方修正された一方、ADP雇用報告における民間部門の雇用増は市場予想(20万人)を下回る12.7万人で着地するマチマチの結果に。個別では、マイクロソフト、アップル、セールスフォースなどハイテク株が指数高を牽引。ナスダックも急騰。ハイテク株や感謝祭の売り上げは好調だったアマゾンを中心に主役クラスが全面高.

NYダウ 34,589ドル +737、ナスダック 11,468 +484
米10年債利回り 3.631% −0.115、為替 138.04円/ドル
NY原油 80.55 +2.35、日経先物 28,370円 +330

big (7)

□ 本日の展望 : 買い優勢 ± 先物需給

パウエル講演後の日経先物高に追随した堅調スタート後、引けにかけては(メジャーSQ月)月初の特殊需給を加減した推移へ。想定レンジは28,100〜28,500円。個別株は東証主力株に短期資金が向かう一方、中小型株全般では高安マチマチの推移が予想されます。

★ 本日の戦略 : 2023年を見据えた正攻法で対応!

日米株式市場は、直近の楽観シナリオとして触れた「FRB要人のタカ派発言を建て前とする押し目形成 → パウエル講演後の騰勢回復」優位で展開中。よって、先週のFOMC議事録後を“潮目の変化”の起点と捉えた大局強気スタンスの継続が本線。本日も好トレンド中小型株主体のポジショニングにて押し目買い・上昇時の売りすぎ注意スタンスで臨んでください。

ただし、今晩の米11月PCEデフレータ(インフレ指標)、明晩の米11月雇用統計などに絡めた下振れリスクに変わりはないため油断は禁物!ストレス玉 ≒ 直近の調整過程で買い増し意欲の湧かなかった弱テクニカル銘柄に関しては「日経高 ≠ 個別全面高、物色の二極化」を念頭にポジション縮小、余力拡充を計るのがおススメ。

※ 目先で予想される荒い展開を踏まえれば、下がっても様子見・上がっても様子見の「無策の静観」はハイリスク。現値から乖離していても良いので指値を打ち、「動くべき時に動く」癖をつけるのが2023年を見据えた正攻法。

【ウォッチ銘柄】

△ 7063 Birdman
年初の株式2分割を発表。4813 ACCESS、3109 シキボウ、3992 ニーズウェル、2652 まんだらけなどとともに割り切り対象でケア。

    (会員サークルより
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『 難局ではズームアウトで視野を広く! 』

では 本日もよろしくお願いします!☆