日銀は長期金利の変動幅上限を0.5%に据え置き!日銀発のリスク要素は当面ない【1/16~1/22週報】
最終更新日: 2023-1-23
こんにちは!
コロナもだいぶ回復し、昨日は久しぶりにのんびりお散歩して外の空気を吸いに行ってきました!
もともとアクティブに外出をすごくするタイプではないものの、「しばらくは自宅待機」と言われるとなかなかストレスが溜まりました。。
回復したとはいえ、しばらくは遠出せずゆっくりいつもの生活に戻したいと思います(´` *)
本日のブログは、毎週おなじみになってきた先週1週間の振り返りと今週の考察をします!最近は読みづらい相場が続いていますので、何か参考になれば幸いです♪
注目の日銀金融政策決定会合はで「維持」を発表
日銀は17日・18日に行われた金融政策決定会合にて、現在の大規模な金融緩和政策を維持すると発表。 焦点となっていた長期金利の変動幅の上限は、引き続き0.5%程度に据え置きが決定しました(´ε` )
発表直後、上限である0.5%に近付いていた日本の長期金利は一時0.36%まで低下。 日米金利差が再度拡大するとの見方から円売りが加速し、一時131円台まで円安が進む場面がみられました…!
2022年1月16日~23日早朝までの米ドル円の値動き
ただし円安は一時的なもので、ニューヨーク時間の開始頃には128円まで戻し、いってこい(※1)の展開となりました。
日銀の金融政策決定会合以降は、日銀が緩和政策を維持し、FRBはペースを落としながらも政策金利の引き上げを継続する公算が高いことから、再度緩やかに円安に戻す動きがみられます。
※1)いったん上昇した相場が、再度下がり、結局同じような価格に落ち着くこと
日銀総裁人事で黒田総裁の交代が濃厚に
今週から2月19日まで、中国では旧正月にあたるため市場参加者が減少します。流動性の低下から値動きが荒くなる可能性もあるため注意しましょう!
そして、1月の金融政策決定会合ではほぼ無風とも言える内容でしたが、3月の金融政策決定会合も大きなサプライズはないだろうという意見が有力です。
理由としては、日銀の副総裁2名が3月19日に任期を終えるのに伴い黒田総裁も退任するとの見方が市場で強まっており、3月10日に行われる金融政策決定会合で残り少ない任期の執行部に政策をゆだねることは考えにくいからです(._.)
今週の展開やドル円レート予想
日銀発のリスク要素は、少なくとも新執行部で行われる4月の金融政策決定会合までは無いだろうと考えられます。
ただし、実需のドル売りニーズが強いことなどの理由から米ドル円の戻り売りが出やすい環境にあるようです(´・ω・`)
今週のアメリカの経済指標の内容次第でトレンドが変わる可能性もありますが、基本的な展開として今週は、円高ドル安傾向で予想レンジは126円から131円の間を推移すると予想します。
※前回の予測レンジ:米ドル円は一時127円台へ!円高トレンドはまだ続くのか?【1/9~1/15週報】
なかなか上への流れが出てきませんが、今週は26日(木)の米GDP、27日(金)の米個人支出が重要指標となりますので発表時間帯は気をつけてくださいね。
まだまだ寒い日が続いていますが、今週もがんばりましょう(*´∀`*)♪