おはようございます。

昨日のNY株式市場は続伸。朝方は前日のマイクロソフトやTIの決算を売り材料視してハイテク主導で売りが先行し、10時台に33,273ドル(−460)まで下落。しかし、売り一巡後は直近の「来週のFOMCでの利上げ打ち止め議論に対する期待」が支えとなり、引けにかけて下値を切り上げる展開に。ナスダックは小幅に反落。

NYダウ 33,743ドル +9
ナスダック 11,313 −20
米10年債利回り 3.448% −0.018
為替 129.56円/ドル
NY原油 80.15 +0.02
日経先物 27,390円 +70

NYダウのテクニカルは5日線と10日線間の持ち合い継続により方向感は希薄ながら、4連陽線が買い方優位を示唆。ナスダックは1/6からの上昇トレンドを継続。11,500水準は強めの上値抵抗帯と想定されます。

CME225(日経先物)は10日線との乖離から、一段高には27,000円台前半での持ち合いによる日柄調整、または 26,000円台後半までの下落による値幅調整を挟んだ後の上値追いが理想的。

big (5)

□ 本日の展望 : (押し目)買い優位の堅調地合い

NY株の安定感を追い風とする買い方優位の展開が本線。想定レンジは27,20〜27,600円。個別に関しては、先物主導の日経高を懐疑的に捉えたマネーゲームが進展しつつあるだけに、全般的な「日経高に反した軟勢」に要注意。

★ 本日の戦略 : 米リスクイベント後の仕込みも視野に! 

日銀会合(1/17,18)を転機とする強気度アップスタンスを継続。ただし、日経28,000円付近の上値抵抗感、米リスクイベント、成長力よりもボラティリティが重視される歪な物色の二極化など不安要因も累積しているだけに、以下のイメージによるリスク管理も並行。

・ 攻撃面では、好トレンド持ち株の買い増し狙いを中心に、テーマとテクニカル形状の分散に配慮。

・ 不用意な即転狙いや保有銘柄数の増やしすぎはNG。

・ 米リスクイベント後の仕込みに備えるべく、ストレス玉の売却や手仕舞い条件の徹底により、明日の大引け時点では3割+アルファの余力を確保。

★ 7000番台、☆ 4169 EneChange、☆ 9553 マイクロアド、☆ 5000番台も従来戦略を踏襲。

【ウォッチ銘柄】

△ 4690 日本パレット
23年3月期経常益予想を8億円から10.3億円に上方修正。昨夕触れたクエスト(2332)などの他、日本ギア工業(6356)、信越ポリマー(7970)とともに割り切り対象でケア。

 (会員サークルより >>Sラボ参加案内

では 本日もよろしくお願いします。