海外投資家動向


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2023年1月第4週(1月23日─1月27日)の海外投資家による日本の現物株と先物合計の売買は、1兆3231億円の買い越し(前週は4555億円の買い越し)だった。買い越しは3週連続。個人は6765億円の売り越し(同1207億円の売り越し)、信託銀行は3450億円の売り越し(同2909億円の売り越し)だった。
東京証券取引所がまとめた同期間の2市場投資部門別売買状況によると、現物株は海外投資家が3037億円の買い越し(前週は987億円の買い越し)だった。買い越しは3週連続。個人は3991億円の売り越しで3週連続の売り越し。
<現物株と先物合計>
8月分累計 ー4253億円。
9月分累計 ー3兆0540億円。
10月分累計 3058億円。
11月分累計 1兆1551億円。
12月分累計 −1兆1749億円
1月分累計 1兆2634億円


<プログラム裁定取引 >
プログラム裁定取引状況は売り残3501億円(前週比2018億円減少)、買い残4496億円(前週比334億円増加) 差引 995億円買い残超となりました。
8月分累計 5兆0308億円。
9月分累計 4兆2842億円。
10月分累計 1兆1985億円。
11月分累計 9771億円。買い残超
12月分累計 1331億円。買い残超
1月分累計 ー4887億円 売り残超


2021年の2年前12月。現物∔先物 -5047億円売り越し、プログラム売買 9000億円買い超ほぼイーブン状態であり、その後1月の現物市場は大幅な下落となっていた。では、昨年2022年12月 現物+先物 -1兆1749億円の売り越し、プログラム売買 1331億円買い超。1月には現物∔先物1兆2634億円買い越し12月の売り越し分を買ってきただけの上昇とみることができる。プログラム売買では-4881億円の売り超(現物を売って先物を買う)。つまり、海外投資家は現物+先物で利益を出したことになるが、ここからプログラム売買 買い残が増加するようだと危険が近づいてくることになる。
※今後もどうぞよろしくお願いいたします。








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