ドル円は最近何があった?10月7日発表の米雇用統計の注目ポイントを解説!
最終更新日: 2022-10-6
こんにちは!
今日の関東はめちゃくちゃ寒いです!昨日との温度差が11度もあって、しかも雨。。
朝からずっとゾクゾクするので、完全に風邪を引いたような感じ。しっかり季節の変わり目の流れに乗っちゃってます(*´Д`)…ブログ書いて気を紛らわせます!
さて!今日のブログでは、最近のドル円まわりで起きたことを書いてこうと思います。あと、早いもので明日(10月7日)は米雇用統計の発表日なので、その注目ポイントについても解説します(ヽ´ω`)
9月は何があった?ドル円は144円~145円を推移
9月末以降は大きな経済指標の発表がないため、直近では144円台半ば~145円の手前あたりを上下する値動きが続いています(´・ω・`)
8月度は、ISM製造業、非製造業景気指数が、米ドル円の為替レートに大きく影響を与えました。
9月度に関しては、ISM製造業景況指数は予想52.2に対して、結果は50.9と下回っています。また、ISM非製造業景況指数は予想56.0に対して結果が56.7でした。
一時的に円高に向かう場面も、再度円安傾向に
ISM(Institute for Supply Management)とは、全米供給管理協会が公表している指数のことで、50を超えると景気拡大、50を下回ると景気後退と言われています。
9月度のISM製造業系業指数は横ばい。非製造業はやや上回ったので金融引き締め効果が出ているとの見方が強まり、一瞬円高に向かう場面がありました!
しかし、製造業と非製造業がいずれも50を超えていることから、円高に向かう動きは限定的で、再度145円近辺までじりじりと値を戻しつつあります…!
ドル円の動き(1時間足チャート)
少し景況感に陰りが見え始めているものの、何度もこの観測は裏切られ続けているので、引き続き経済指標の確認作業を継続していく必要があるでしょう!
米雇用統計は失業率と平均時給がポイント
こうした中、10月7日(金)21時30分に雇用統計が発表されます!今回の雇用統計についても、非農業部門雇用者数の他に、失業率と平均時給に注目しましょう。
失業率が予想よりも低い値を示すと、人手不足がまだ解消されていないとの見方が強まり、ドル高方向に向かう可能性があります。
平均時給に関しては、予想よりも高い値を示すようであればドル高に向かうでしょう٩(๑´0`๑)۶
雇用統計の前月数値と予想 | 前月 | 予想 |
9月非農業部門雇用者数変化(前月比) | 31.5万人 | 25.0万人 |
9月失業率 | 3.7% | 3.7% |
9月平均時給(前月比) | 0.3% | 0.3% |
9月平均時給(前年同月比) | 5.2% | 5.1% |
ただし、すでにアメリカの政策金利は11月と12月の2回で1.25ポイントの利上げが有力視されており、予想に対して0.1~0.2%程度の振れ幅では、あまり為替レートに大きな影響はないのかなと考えます・・!
予想に対して0.3%を超える値動きを見せるようであれば為替レートに影響を与える可能はありますが、今回の雇用統計については大きなサプライズ要素はあまり無いでしょう。
もうすでに夏の暑かった頃の記憶が薄れつつあるのと、暖房を入れたいのをぐっと我慢している今日この頃。
無理はせず健康第一で10月もがんばりましょう(*´∀`)♪