おはようございます。

昨日のNY株式市場は続落。前日の急落の反動にて昼過ぎに33,245ドル(+116)まで反発したものの、FOMC議事録の公開後は再び「FRBの利上げ長期化懸念」が優勢となり、一時32,948ドル(−181)まで軟化。ナスダックは小幅に反発。アマゾン、テスラ、セールスフォースが指数を下支え。

NYダウ 33,045ドル −84 
ナスダック 11,507 +14
米10年債利回り 3.923% −0.032
為替 134.93円/ドル
NY原油 73.93 −2.43
日経先物 27,040円 −90

NYダウ・ナスダックともに、高水準でのMACD陰転に続く、10日・20日線のデッドクロスが調整トレンド入りを警戒させる格好。

big (1)

■ 後記 : 今晩のNY市場は、3月FOMCでの利上げ幅の引き上げ(0.25% → 0.5%)の折り込み、テクニカル不安などがネックとなる弱気優位の推移が本線。想定レンジは33,700〜34,200ドル。寄り前発表の10−12月期GDP改定値なりのブレにも軽めに警戒。

明日の日本市場は、直近のテクニカル悪化に加えて、FRBの金融政策決定において最重要視されている明晩の米1月PCEデフレータの結果と反応を見極めたいとの思惑から、27,000円付近で弱含む展開が本命視されます。実需筋の様子見ムードを悪用した先物での仕掛け売り → 外部環境−アルファの下押しにも要注意。

〜(略)〜

直近の下落要因であるFRBの利上げ打ち止め時期の先送りは、長期調整トレンド入りではなく、本格的な日米株高トレンド入りの先送りを意味。すなわち、大局強気スタンスの継続が正攻法。

日経30,000円トライのためには、28,000円の壁を意識した目先の調整トレンド入りは不可避とお伝えしてきた経緯からも、単なるリスク回避ではなく、「安値買いのための慎重度アップ」とお考え下さい。

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