強い経済指標が相変わらず続く!再び140円台も視野に入る?【2/27~3/5週報】
最終更新日: 2023-3-6
こんにちは!
花粉…今年も相変わらずぶんぶん飛んでますね。。春は暖かくて好きな季節なんですが、重度の花粉症な私にとっては試練のシーズンでもあります(笑)
代謝に良いもの食べたり、加湿器フル稼働させたりといった対策をして、乗り切りたいと思います٩(๑´0`๑)۶
さて!今回のブログの内容は、先週の振り返りはもちろん、今週の重要イベントについてを解説。多くの方が先週発表だと勘違いしていた米雇用統計は3月10日(金)にあります!
一時137円となったドル円。このまま円安トレンドは続行なのか?なども考察していますので、ぜひ参考にしてくださいね♪
ISM製造業景況指数の発表で円安が進行
3月1日の夜に発表されたISM製造業景況指数は、予想48.0に対し結果は47.7で、好調と不調の分かれ目である50.0を下回る結果となりました。
しかし、ISM支払い価格が51.3と高い水準で推移!これを受けて米10年債利回りが約4ヶ月ぶりに節目の4.0%台を付けたことから、米ドル円の為替レートは円安ドル高がさらに進行しました(*´Д`)
一方、3月3日の夜に発表されたISM非製造業景況指数は、予想54.5に対して結果は55.1と相変わらず強い水準を付けたことで、一時2022年12月20日以来の高値となる137円を超える場面もありましたね!
ドル円の動き(2月27日~3月6日:15分足チャート)
今週はパウエルFRB議長発言や米雇用統計など目白押し
今週は、3月7と8日の24:00にパウエルFRB議長の発言、3月10日に2月の雇用統計の発表があります!
大きなイベントを前に一旦調整する動きが見られ、これらの発表前に価格が大きく動く可能性は少ないでしょう(´・ω・`)
しかしその後パウエル議長からタカ派の発言が出たり、雇用統計の失業率や平均時給が大きく市場予想を上回ったりした場合、インフレ長期間の懸念から138円位まで円安ドル高が進む可能性があります。
今回の雇用統計の予想数値は以下の通り。
ここ最近の傾向として、非農業部門雇用者数変化より、失業率と平均時給に注目したほうが良いでしょう…!
【3月10日に発表される雇用統計の予想数値】
項目 | 前月 | 市場予想 |
2月非農業部門雇用者数変化 | 51.7万人 | 20.0万人 |
2月失業率 | 3.4% | 3.4% |
2月平均時給(前月比) | 0.3% | 0.3% |
2月平均時給(前年同月比) | 4.4% | 4.7% |
重要指標次第でドル円は140円台に近づくかも?
今週の予想は、仮にパウエル議長からタカ派の発言もなく雇用統計も無難な結果となれば、一旦調整で先週の最安値である135円付近までの円高ドル安。
タカ派発言に加え、雇用統計もインフレの長期化が意識されるような結果になれば、137円台を超えて138円台まで円安ドル高が進む可能性があるため、レンジは135円~138円台と予想します٩(๑`^´๑)۶
2023年に入り政策金利の引き上げペースが落ちるのではないか?との見方が強まっていましたが、ここ一ヶ月の相次ぐ強い経済指標の発表で、利上げの長期化がさらに意識されるようになりましたね。
当面は、円安ドル高の局面が継続するでしょう。
※前回ブログ:日銀総裁候補の植田氏は緩和継続と発言、当面は円安トレンドが続く?【2/20~2/26週報】
今日はちょい寒だから、これから母と一緒に鍋の準備をします!今シーズンの鍋納めになるかな(✻´ν`✻)…それではみなさま今週もよい1週間を♪