今週は波乱の幕開け!ドル円相場は一転ドル安基調へ【3/6~3/12週報】
最終更新日: 2023-3-13
こんにちは!
私は引き続き「食欲の春」が止まらない日々が続いておりますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか(^^)?
タイトルにもありますように、今週は週明けから波乱の幕開けとなりました…!月曜から疲れる(笑)
先週は、svb破綻、米雇用統計悪化など、さまざまな要因からドル円が下落しました。今回のブログでは、その振り返りと今週の展開予想をしています!
米シリコンバレー銀行(svb)が破綻、相場への影響は?
3月10日、新興企業向けの融資を行うsvb(シリコンバレー銀行)が経営破綻しました。
同銀行の2022年末時点での総資産は約28兆円で、破綻規模は2008年のリーマン・ショックに次ぐ規模ということで市場がかなりざわついています。
中には、楽観視して「リーマン・ショックほどの影響はない」という意見もありますが、svb破綻による影響を早急に判断することはできません(´・ω・`)
イエレン米財務長官は「破綻問題を解決すべく規制当局は週末もこの問題に取り組んでいる」と述べています。今後の対応については、しばらくは注視しておく必要があるでしょう。。
すぐに大暴落になることは考えにくいですが、楽観的な情報に流されるのも禁物です。いつも以上に頻繁に関連情報をチェックしておいてくださいね!
米雇用統計悪化で円高ドル安に転換へ
svb破綻の発表直後、アメリカ経済の先行き不安から米10年債に買いが集中し、10年債利回りは3.6%台まで低下。それにともない大きく円高ドル安に向かう流れとなりました。
3月10日の夜に発表された2月の米雇用統計でも、非農業部門就業者数は31.1万人と市場予想の20.5万人を上回ったものの、失業率が上昇し、平均時給(前月比)の伸び率が鈍化したことも、円高ドル安の後押し要因となっています…!
ドル円の動き(3/6~3/1315分足チャート)
14日のCPI発表に注目!今週の予想レンジ
次回のFOMCでは0.5ポイントの政策金利引き上げが有力視されていたため、ドル円は円安ドル高トレンドになっていましたが、今回の雇用統計発表とsvbの破綻報道によって、円高ドル安局面に反転してしまいました…!
今週は3月14日にある「米消費者物価指数(CPI)」の発表が重要なイベントですが、svb破綻の影響がどのくらい広がるかも大きなポイントですね。
これ以上svb破綻の影響が広がらないという安心材料が出れば、先週の最高値付近まで戻るのではないかと考えてます。
したがって、今週の米ドル円の予想レンジは少し広めですが、133.50円から138.00円と予想します٩(๑`^´๑)۶
※前回ブログ:強い経済指標が相変わらず続く!再び140円台も視野に入る?【2/27~3/5週報】
週明けからドタバタですね(´Д`)今週はアメリカの最新情報に注意しながら過ごしましょう!それでは今週もはりきっていきましょう(✻´▽`✻)♪