本日の日経平均は続落。28,000円台後半の過熱気味な上昇による利確バイアスの高まり、メジャーSQ後の先物需給の売り傾斜に加えて、米SVB破綻による金融システム不安を‘建て前’に売りが先行。10時台に27,631円(−510)まで下値を切り下げると、NY株先物とともに直近の暴落を受けた売り方の買い戻しが下支えに。

東証主力株はほぼ全面安。中小型株も幅広く売られる中、4388 エーアイ、4892 サイフューズ、4444 インフォネット、7776 セルシード、6775 TB、5781 東邦金属、7901 マツモト、5820 三ツ星、7115 アルファパーチェス、5939 大谷工業、4441 トビラシステムズ、8142 トーホーなどに短期資金が流入。

日経 27,832円 −311、Topix 2,000 −30
日経先物 27,650円、為替 134.15円/ドル
NYダウ先物 32,339ドル +421

big (8)

【ウォッチ銘柄】

△ 6535 アイモバイル
ふるさと納税サイト「ふるなび」を運営。先週木曜発表の1月中間決算は前期比マイナスながら、売上高・経常益ともに通期進捗率は80%弱の高水準で着地。押し目買いスイング狙いを軸としつつも、地合いなりに下押するなら中長期対応も妙手。ふるさと納税関連ではチェンジ(3962)、Hamee(3134)もケア。

〇 4936 アクシージア
引け後に発表された1月中間決算は経常益が前期並みの無風着地。PER24倍をサポートするには物足りないものの、従来無配としていた期末配当予想を14円としたことで、中立〜ややプラスの印象。短期的には地合いとの兼ね合いとなりそうです。素直に買い材料視されるなら1,●●0円付近での買い直しへ。

〇 5129 Fixer
本日はザラ場中の手仕舞い条件抵触に伴い一旦売却。最終的な10日線割れの回避、チャットボット関連の将来性を踏まえれば、順張りスイング狙いで継続的にご注目ください。

■ 後記 : SVBの件に関してはリーマンショックの1年前のパリバショックと同様の「金融システム崩壊の予兆」として警戒しています。ただし、昨日お伝えした以下の背景から短期的には過度の警戒はむしろリスキーと判断。

(1)金融システム不安を如実に表すドルインデックスの平静。(2)SVB破綻の原因の一つは米利上げ → 来週のFOMCでのハト派化決着による株高余地。(3)地合い悪化を見込んで☆★Sラボ銘柄を極端に絞ってきた直近の経緯。東証主力軽視スタンス。

加えて、本日ザラ場中に報道された米金融当局やバイデン政権の矢継ぎ早の対応も踏まえれば、SVBの件は単発的な下押し要因にとどまる可能性もあるとみています。

よって、先週後半以降の調整トレンドには丁寧に対応しつつ、マーケットに背中を向けずに大局強気スタンスを継続していってください。

※ 当観点から、今晩の日経先物が安定的に推移する場合には、明日も☆★Sラボ新銘柄をご提案させていただく予定です!

     (会員サークルより 
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では 本日もお疲れさまでした。


お帰り前にこちらも是非!☆
   
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