今週は目立った要素はないがFOMC議事要旨は要注視【11/14~11/20週報】
最終更新日: 2022-11-21
こんにちは!
先週に引き続き絶賛風邪をひいており、声ガラガラな毎日を過ごしています(´艸`;)
口開けて寝ちゃってるのかも?!と思い、就寝中は加湿器を稼働するようにしたら少しマシになったので、風邪予防にもよさそうだしみなさんもぜひっ!
さてそろそろ本題へ!現在は少し落ち着いているドル円ですが、今週のブログでは「注目イベントは何があるのか?」「今後の展開はどうなるのか?」について考察してみました!
ドル円は138円台半ば~140円台あたりを推移
11月10日に10月米消費者物価指数が発表されて以降、FRB要人発言の機会が何度かあったものの大きなサプライズもなく、138円台半ばから140円台あたりを推移する展開が続いています(;´Д`)
今週も引き続き、大きく米ドル円の為替レートが動く要素はあまりないのですが、11月23日(24日深夜)に公表されるFOMCの議事要旨はチェックしておきましょう!
ドル円の動き
景気後退の懸念からIT業界が雇用の削減に動く
FOMCは、これまで4会合連続で過去に例のない0.75ポイントの利上げを行なっており、少しずつ効果が見え始めています(´ε` )
政策金利引き上げペースを落とす判断材料として、懸念材料となっていた雇用についても、Twitter社は7,500人のうち約半数の解雇。
11月9日にはメタ(Facebook)が1万1,000人超、 11月17日にAmazonが1万人のリストラを発表。IT業界はすでに景気後退の懸念から雇用の削減に動き出しています…!
景気減速にともなう雇用の調整が、多くの業種に広がるにはまだ時間がかかりそうですが、少しずつ雇用を削減している動きが出始めている点は注視しておくべきでしょう。
FOMC議事要旨でとくに注視したい2つのポイント
FOMCの議事要旨は前回の政策金利(今回は11月の政策金利)が決まる過程で、FOMCメンバー間でどのようなやりとりが合ったのかがわかる資料です。
例えば11月は0.75ポイントの引き上げでしたが、FOMCメンバーが満場一致で0.75ポイントの引き上げになったのか、0.5ポイントと0.75ポイントで限りなく意見が割れた結果、苦渋の決断で0.75ポイントの引き上げに至ったのかがわかります!そのため、議事要旨の内容次第で全く今後の予想が大きく変わることがあります(´・ω・`)
ただ11月の0.75ポイント引き上げはかなり既定路線であったため、今回の議事要旨は「ターミナルレート(※1)を何パーセントまで引き上げるのか?(現在は5.0%に近づくとの見方が有力)」「FRBが今後の景気や雇用についてどのようにとらえているのか?」を確認しましょう。
※1)利上げ局面での利上げの最終地点のこと
今週は米ドル円の為替レートが大きく変動する要素はFOMC議事要旨のみですが、年末に向けてドル需要が高まる傾向があるため、 今週の予想レンジは137円~142円と予想します!
みなさまのトレードの参考になれば幸いです♪それでは今週もがんばりましょう~(✻´ν`✻)