本日の日経平均は小幅に続落。FOMC後の米長期金利≒ドル円の軟勢を重石に売り優勢で寄り付くと、27,200円台ではテクニカル要因(27,200円台後半の5日線の下値抵抗感)や配当取りの買いなどが下支えとなった一方、27,400円付近では戻り売りに上値を抑えられる方向感の乏しい展開に。東証主力株は特色の希薄な高安マチマチの展開。

中小型株も様子見ムードを強める中、7119 ハルメク、7120 SHINKOなどIPOの一角の他、9254 ラバブル、7776 セルシード、6425 ユニバーサルエンター、3810 サイバーステップ、6054 リブセンスなどに短期資金が流入。

日経 27,385円 −34、Topix 1,955 −2
日経先物 27,180円、為替 130.20円/ドル
NYダウ先物 32,377ドル +58

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■ 後記 : 今週最大の焦点だったFOMCは目立った混乱なく通過。クレディ・スイス問題も一応の決着をみているだけに、来週はリバウンド基調の継続が本命視されます。

もっとも、金融システムを巡るネガティブサプライズ、世界的な景況感の悪化への油断は禁物。日経平均が先物主導で上値を切り上げた場合でも、東証主力株への恩恵は限定的となる ≒ 物色の柱が見当たらない循環物色にとどまる可能性に要注意。

よって、余力と手仕舞い条件で地合い悪化リスクを管理しながら、攻める際には(下がりにくさを優先した中途半端な攻めではなく)流動性とボラティリティ高めの中小型株を中心視するスタンスを継続してください。

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