円安トレンドは終わり?今週の注目は12/2の雇用統計【11/21~11/27週報】
最終更新日: 2022-11-28
こんにちは!世間はサッカー!サッカーですね!私もにわかながらもテレビで観て応援しています٩(๑´3`๑)۶
さて!今週の週報ブログですが、やはり一番の注目は米雇用統計ではないでしょうか!
今回も先週の振り返りを解説した後に、今週の注目すべきこと、そしてドル円の価格予想を行いました。ご参考までに!
先週は静かだった一週間。今週も急速な円安はない予感?
先週一週間は、重要経済指標の発表など、さほど為替レートに影響を与える要素はなく、目立ったトレンドは発生していませんでしたね(´Д`)
先週から11月28日早朝までの値動きは、138円台前半から142円台前半を推移するという展開でした。
FRBの利上げ政策もやや緩和する見通しが市場に広がっており、以前のように1ドル150円のような急速な円安はないだろうとするのが大方の見解です…!
ドル円の動き(15分足)
今週は12月2日(金)の米雇用統計に注目!
しかし、円安トレンドが完全に終わったと考えるのはまだ早いかもしれません・・
今週は12月2日(金)の22時30分に米雇用統計の発表がありますが、そのうち失業率が予想よりも低下したり、平均時給の前月比や前年同月比が予想よりも上振れするようなことがあれば、再度円安トレンドに向かう可能性があります。
12月2日の米雇用時計は、今後の米ドル円の展開を占うものになるでしょう…!
円高になる要因についても確認しておこう
今週の見通しは、米雇用統計で大きなサプライズがない限り先週と同じような展開になるでしょう。しかし、円高トレンドに向かう要素もゼロではありません(´・ω・`)
では、円高に向かう要素には何があるのでしょうか?
…それは日銀の政策緩和姿勢の転換です。日本でもついに物価上昇率CPIはコア指数でも3.0%を超える月が2ヵ月続いています。 欧米に比べれば物価上昇率は抑えられているものの約30年ぶりの水準です。
また、すでに身の回り品が値上げしているため肌で感じているかもしれませんが、企業がより価格転嫁のペースを速めている傾向があります。まだ国内の景況感や賃上げの程度も不透明であることから、日銀が緩和政策を変える可能性は少ないでしょう・・
ただし多くの中央銀行が政策金利の引き上げに動いている中、世界的に見ても日銀の緩和姿勢は突出しています。日銀黒田総裁の物価に対する発言にちょっとしたニュアンスの変更があれば、大きく円高に振れる可能性があることも考慮しておきましょうね(´ε` )
これらの要素を踏まえて、今週の予想レンジは138円-143円と予想します!果たしてどうなることやら…!それでは今週も踏ん張っていきましょう٩(๑òωó๑)۶