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【評判・口コミ】PayPay証券のメリット・デメリットを他証券と比較。少額投資におすすめ

PayPay証券(旧:ワンタップバイ)は2016年にサービスを開始した、スマホ証券の先駆け的存在の新興ネット証券会社です。

投資 まなぶ
投資 まなぶ

PayPay証券を使うメリットは何ですか?他証券との違いや、その評判について知りたいです。

路井 なびお
路井 なびお

PayPay証券はスマホひとつで少額から株式投資できる点が便利です。PayPay証券は操作方法がシンプルで使いやすいため、投資初心者におすすめです。

本記事ではPayPay証券メリット・デメリットと、他社サービスとの比較について解説します。併せてPayPay証券に関する評判・口コミについて紹介します。

先に結論からいうと、PayPay証券は以下のメリットがあります。

初めての投資で、少額から投資を始めたい(特に米国株に興味がある)方には、PayPay証券がおすすめです。

路井 なびお
路井 なびお
SBIネオモバイル証券LINE証券も投資初心者に評判がよいですが、PayPay証券は米国株も少額から取引できるのが特長です。アップルやアマゾンなどの米国株に投資したいなら、PayPay証券で始めると良いです。

info飛ばし読みするにはこちら(下に目次もあります)

PayPay証券(旧:ワンタップバイ)のメリットと感じるところ(私の口コミ・レビュー)

PayPay証券(旧:ワンタップバイ)にはメリット・デメリットがあります。両方を理解したうえで、特徴にあった使い方をするとよいです。

最初に、私がPayPay証券のメリットと感じているのは、以下の4点です。

それぞれについて、以下で解説します。

PayPay証券(旧:ワンタップバイ)のメリット1.1000円から金額を指定して買付できる

PayPay証券の最大のメリットは、1000円から金額を指定して買付できることです。

PayPay証券(旧:ワンタップバイ)では1000円から、小数点以下の株数で売買できる

PayPay証券では、1000円以上の金額を指定して売買できます(言い換えると、小数点以下の株数で売買できます)。たとえば、1000円でトヨタ株を買う場合、買い付ける株数は以下のように決まります。

1000円/6433円(2020/7/29終値)=0.155545株

1株あたりの株価が高い銘柄でも、少額から投資できるというのは便利ですね。

路井 なびお
路井 なびお

通常、日本株は100株(1単元)単位、米国株は1株単位の取引です。たとえば、トヨタ株を買うには、約65万円(2020/7/29終値)必要であり、初心者には勇気がいる金額です。

PayPay証券を使えば、1000円から買付できるので便利です。

定額買付できると、ドルコスト平均法がしやすい

PayPay証券の便利なところは定額で買付できることです。定額で買付できると、ドルコスト平均法が使えるようになり、平均買付単価を下げやすい(つまり、利益を出しやすい)という良さがあります。

ドルコスト平均法とは、定期的に一定金額で買い続けるという投資法のことです。この場合、株価が高くなったときの買付株数は少なくなり、株価が安くなった時の買付株数は多くなります。

その結果、安いときに多く買い付けられるため、平均買付単価が下がるというメリットがあります。

他の証券会社では単元株単位(単元未満株で売買できる証券会社の場合、1株単位)で取引するため、巨額の運用資産を持っていない限り、ドルコスト平均法を適用できません。

しかし、PayPay証券では小数点以下の株数で売買できるため、少額でもドルコスト平均法を使えます。これは画期的なことであり、PayPay証券の最大のメリットです。

路井 なびお
路井 なびお

さらに、PayPay証券(旧:ワンタップバイ)では「積み株(定期的に定額ずつ自動的に積立する機能)」ができます。積み株の設定をしておけば、手間をかけずに自動的に運用できますので、便利です(米国株のみ対応)。

積み株アプリはいつでも休止、再開できます。また、購入した株はいつでも売却できます。

PayPay証券(旧:ワンタップバイ)のメリット2.24時間取引できる(米国株)

PayPay証券の2つ目のメリットは、米国株を24時間取引できることです。

どうしてPayPay証券では時間外取引が可能かというと、PayPay証券が米国株を在庫として持っていて、取引所を介さずに直接取引するからです(このような仕組みを相対取引といいます)。

PayPay証券なら、日中や夕方でも米国株を売買できますので、使い勝手が良いです。

他の証券会社では、米国株の取引時間は通常、以下のようになっています。
・日本時間 23:30~翌6:00(サマータイムは、翌22:30~5:00)

路井 なびお
路井 なびお

マネックス証券では時間外取引が可能となっていますが、それでも以下に限られています。
・日本時間 22:00~翌10:00(サマータイムは、翌21:00~9:00)

米国株は夜中の取引になってしまうため、日中に仕事があるサラリーマンには売買しにくいです。

一方、PayPay証券を使えば、昼間の移動中や休憩中でも米国株を売買できますので便利です。

PayPay証券(旧:ワンタップバイ)の日本株取引は、9:00~14:59までです(取引所が閉まっている、11:30~12:30も取引できます)。

PayPay証券(旧:ワンタップバイ)のメリット3.画面がシンプルで、操作性がよい

PayPay証券の3つ目のメリットは、画面がシンプルで操作性が良いことです。

たとえば、PayPay証券で米国株を購入するときの手続きは以下の4ステップで完了します(引用:PayPay証券の公式ページ)。

PayPay証券(旧:ワンタップバイ)で米国株を購入する時の手続き

PayPay証券(旧:ワンタップバイ)で米国株を購入する時の手続き

大手証券会社のアプリでも日本株、米国株を購入できますが、PayPay証券の簡便さにはかないません。

少額で繰り返し売買する際も、PayPay証券ならあまり手間がかからないというのはありがたいですね。

路井 なびお
路井 なびお

PayPay証券は手軽に使えるので、投資初心者に評判が良いです。

PayPay証券(旧:ワンタップバイ)のメリット4.IPOに1株から参加できる

これは常にあるメリットというわけではないですが、PayPay証券では1株からIPOに参加できます

通常、IPOは100株単位での購入となり、ある程度の資金力が必要です。また、人気銘柄には応募が殺到するため、抽選に応募してもなかなか当たらないのが普通です。

一方、PayPay証券(旧:ワンタップバイ)の「誰でもIPO」アプリを使えば、1株単位でIPOに応募できます。株数を小分けにすることで当選しやすくなっています。

少額でもいいからIPOに応募したいという方は、PayPay証券の「誰でもIPO」アプリを使うとよいです(PayPay証券の口座開設者は同じアカウントで共通して使えますので、新たな申し込みは必要ありません)。

ただし、IPOに応募できるのは、PayPay証券が幹事証券会社となっている銘柄のみです。今のところの実績は、2018年12月に上場したソフトバンクのみであり、あまり数は多くなさそうです。

とはいえ、IPOに当選するのは狭き門です。当選確率を少しでも高めたいという方はPayPay証券を活用するとよいです。

路井 なびお
路井 なびお

口座開設までの期間は人や住所などによって変わると思いますが、私の場合は1週間以上かかりました。将来的にIPOに応募したいと思っている場合は、事前に口座を準備しておくとよいです。

PayPay証券(旧:ワンタップバイ)のデメリットと感じるところ(私の口コミ・レビュー)

メリットが多いPayPay証券(旧:ワンタップバイ)ですが、デメリットもあります。私がPayPay証券のデメリットと感じているのは、以下の3つです。

それぞれについて、以下で解説します。

PayPay証券(旧:ワンタップバイ)のデメリット1.取引できる銘柄数が限定的

日本の上場企業は約3700社、米国上場企業は5000社以上あります。その中で、PayPay証券で取引できるのは以下の企業数のみです。

PayPay証券で投資できるのは、一部の銘柄に限られており、取引したいと思った銘柄を売買できないことがあります。特に、知名度が低い中小型銘柄の場合は取り扱っていないことが多いです。

ある程度投資に慣れてくると、PayPay証券で選べる銘柄だけでは物足りなくなるかもしれません。その場合は、取扱銘柄数が多い、他の他証券会社も使ってみるとよいです。

路井 なびお
路井 なびお

とはいえ、有名な大企業であれば、その多くはPayPay証券で取引できます。大企業は株価の値動きが比較的緩やかで、商品・サービスも身近なことが多いため、はじめての投資に適しています。

路井 なびお
路井 なびお

最初はPayPay証券を使って、少額からリスク小さく始めてみるとよいです。

PayPay証券(旧:ワンタップバイ)のデメリット2.手数料がやや高め

PayPay証券で取引をする場合、手数料の代わりにスプレッドがかかります。

スプレッドがあるというのは、たとえば、取引所の価格が1000円のときに1005円の価格で購入するということです(この場合、差額5円がスプレッド)。同様に、売却のときは995円で売ることになります。

PayPay証券におけるスプレッドは下表のようになっています。

手数料
(取引時間内)
手数料
(取引時間外)
備考
日本株0.5%1.0%
米国株0.5%0.7%為替手数料は0.35円/ドル

PayPay証券の日本株のスプレッド(手数料)は取引時間で変わりますが、0.5~1.0%、米国株は0.5~0.7%です。他の大手証券会社と比較すると、正直いって、やや高めです。

手数料は運用成績を左右する要素のひとつです。PayPay証券の2つ目のデメリットは、手数料がやや高いことです。

路井 なびお
路井 なびお

手数料がもう少し安い証券会社は他にありますが、PayPay証券のメリットは1000円から、金額を指定して買付できる点です。また、スマホ証券で米国株を扱っている会社は少ないです。

路井 なびお
路井 なびお
PayPay証券は、やや手数料は高くても、手軽に取引したいという方(主に初心者)に適しています。

PayPay証券(旧:ワンタップバイ)のデメリット3.入出金手数料が有料

他証券会社では提携銀行からの入出金は無料になっているところが多いです。

一方、PayPay証券では以下のような入出金手数料がかかります

入出金時手数料
入金時振込元の銀行で決められた手数料
出金時 みずほ銀行宛:110円(3万円未満)
       220円(3万円以上)
みずほ銀行以外宛:275円(3万円未満)
         385円(3万円以上)
(すべて税込)

入出金の手数料がもったいなくて、使いづらいという方もいるかもしれません。とはいえ、入出金の回数はそんなに多くないと思いますので、それほど問題視するようなデメリットではないと思います。

路井 なびお
路井 なびお
ネット銀行の中には振込手数料が無料の銀行もあります。たとえば、住信SBIネット銀行や、楽天銀行などを活用すれば、入金時の手数料を無料にできます(私の場合、主に住信SBIネット銀行を使っています)。

公式ページをみる⇒ PayPay証券

PayPay証券(旧:ワンタップバイ)のその他の評価・評判をチェック(ツイッターの口コミまとめ)

私の口コミだけでなく、その他の評判を調べてみました。速報性が高くて臨場感ある口コミが多いツイッター(Twitter)からPayPay証券(旧:ワンタップバイ)に関するツイートを抜粋しました。

PayPay証券(旧:ワンタップバイ)に関する良い評判・口コミ

最初に、PayPay証券(旧:ワンタップバイ)の良い評判・口コミについてです。

積立投資についての評判・口コミ

PayPay証券(旧:ワンタップバイ)で少額ずつ積み立てしている方たちの口コミです。PayPay証券は気軽に始められて、継続しやすい点がいいですね。

PayPay証券なら少額でできるので、未成年の投資の勉強にも適しています。

若い人達の最大の武器は老後までの時間が豊富にあることです。運用期間が長いほど複利で大きく増やせますので、若いうちに投資のノウハウを身に着けておくとよいです。

PayPay証券では、0~14歳の未成年口座もできます。親が子供のために積立投資をすることも可能です。

PayPay証券(旧:ワンタップバイ)に関する悪い評判・口コミ

次に、PayPay証券(旧:ワンタップバイ)の悪い評判・口コミについてです。

米国株手数料についての評判・口コミ

SBI証券、楽天証券、マネックス証券で米国株の最低手数料があった時代は、少額投資なら圧倒的にPayPay証券(旧:ワンタップバイ)が有利でした。

しかし、今は最低手数料が無くなったため、SBI証券などを利用している方も多いと思います。

とはいえ、1000円という少額から金額指定買付できるのはPayPay証券だけです。自分の使い方に合わせて選ぶとよいです。

CFDや積立ロボ貯蓄(高分配・高配当コース)についての評判・口コミ

PayPay証券では、CFD(差金決済取引)もできますが、初心者の方にはあまりおすすめしません。PayPay証券の日本株CFDはレバレッジ5倍(1の資金で5の投資をすること)です。うまくいけば大きな利益が出ますが、失敗すると大損失を生む可能性があります。

現物取引ならば最悪、資金がゼロになるだけですが、CFDで失敗するとマイナスになる可能性すらあります。仕組みをよく理解していて、トレードが上手な人なら良いですが、そうでない方はよく調べてから、少額で始めることをおすすめします。

つみたてロボ貯蓄(高分配・高配当コース)は高利回りの貯金のように聞こえますが、実際はハイイールド債などへの投資です。

高利回りの代償として、元本を大きく減らす可能性(価格変動リスク)がありますので、貯金のように元本が保証されたものと考えてはいけません。

リスクをわかったうえで投資できる熟練者なら問題ないですが、そうでない方は良く調べてから投資することをおすすめします。

全般的な評判・口コミ

PayPay証券(旧:ワンタップバイ)のメリット・デメリットを簡潔に表しているツイートです。手数料の安さと取扱銘柄の多さはSBIネオモバイル証券のメリットです。

一方、SBIネオモバイル証券では米国株に投資できませんし、金額指定買付も不可能です。米国株で少額投資するなら、PayPay証券です。

用途に応じてうまく使い分けることをおすすめします。

公式ページをみる⇒ PayPay証券

PayPay証券(旧:ワンタップバイ)のおすすめ度をLINE証券、SBIネオモバイル証券と比較

PayPay証券(旧:ワンタップバイ)の競合として、単元未満株取引が可能なスマホ証券のSBIネオモバイル証券、LINE証券との違いを比較してみました。

PayPay証券SBIネオモバイル証券LINE証券
手数料の安さ3.05.04.0
0.5~1.0%のスプレッドがかかる(詳しくはこちら) 月間取引額50万円まで手数料が実質的に20円/月
スプレッドがかかる(日中:0.2~0.4%、夜間:1.0%)
取扱銘柄の豊富さ4.04.53.0
日本株160銘柄
(ETF、REIT含む)
米国株146銘柄(ETF、BDC含む)
国内上場株・ETFのほとんどを売買可能
日本株(単元未満株)1000銘柄
日本株(単元株)約3700銘柄
国内ETF15銘柄
投資信託30銘柄
金額指定買付機能
(1株未満の買付)
××
時間外取引〇(米国株を24時間取引可能)×〇(日本株を17:00~21:00取引可能、300銘柄のみ)

PayPay証券は手数料の安さと日本株の銘柄数の豊富さでは、SBIネオモバイル証券にかなわないです。

しかし、PayPay証券では、米国株を買えたり金額指定で買付できたり米国株を24時間取引ができるというメリットがあります。これらは、他社にはない魅力であり、特に米国株投資家におすすめです。

まずはPayPay証券で手軽に投資を始めてみると良いです。

公式ページをみる⇒ PayPay証券SBIネオモバイル証券LINE証券

PayPay証券(旧:ワンタップバイ)についてのQ&A

PayPay証券(旧:ワンタップバイ)について、不安な点やよくわからない点は他にもたくさんあると思います。上記の補足を兼ねて、以下の疑問にお答えします。下記の目次が各項目へのリンクになっていますので、詳しく知りたいものがあればクリックしてください。

最後のまとめに行く

PayPay証券(旧:ワンタップバイ)の始め方は?口座開設の手続き方法を知りたい

PayPay証券は、Web画面からのほか、アプリを使って口座開設することもできます。

1.まず、PayPay証券のホームページに行き、口座開設ボタンをクリックします(公式ホームページからアプリをインストールして、アプリ上から手続きしてもよいです)。

2.申込フォームに必要事項を入力し、本人確認書類(運転免許証や保険証など)とマイナンバー確認書類の画像(スキャン画像やカメラで撮影した画像)をアップロードします(私がやってみたときは10分くらいで終わりました)。

3.PayPay証券で審査をしたのち、パスワード等を記載した簡易書留はがきが送られてきます(私の場合、10日間くらいで届きました)。

4.届いたID、パスワードでアプリにログインすると、取引を開始できます(米国株アプリ、日本株アプリ、つみたてロボ貯蓄アプリ、誰でもIPOアプリで共通して使えます)。

PayPay証券(旧:ワンタップバイ)の口座開設までの手順

PayPay証券の口座開設までの手順(引用:PayPay証券の公式ページ)

公式ページをみる⇒ PayPay証券

PayPay証券(旧:ワンタップバイ)は「特定口座(源泉徴収あり)」のみとなっているけど、損することはない?

証券口座の種類には、「一般口座」、「特定口座(源泉徴収あり/なし)」などがあります。どういう違いがあるか、わかりにくいですよね。

結論からいうと、証券口座を作るときにおすすめなのは、基本的に「特定口座(源泉徴収あり)」です。PayPay証券はもともと「特定口座(源泉徴収あり)」のみとなっていますので、特に損することはありません。

特定口座(源泉徴収あり)を選ぶとよい理由は、確定申告する必要がなくて楽だからです。

特定口座(源泉徴収なし)は場合によっては節税になってお得な場合もあります。しかし、自分で確定申告しないといけないため、少なくとも初心者にはおすすめしません。

PayPay証券以外の証券会社では一般口座も選択できることが多いですが、基本的に一般口座はおすすめしません。一般口座は年間の損益を自分で計算して確定申告しないといけないため、手間がかかって大変だからです。

特定口座に対応していない証券会社(たとえば海外の証券会社)以外で一般口座を積極的に選ぶメリットはないです。

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PayPay証券(旧:ワンタップバイ)でNISA口座は作れる?手数料などを比較したい

残念ながら、PayPay証券NISA口座に対応していません。投資信託を扱っていないため、つみたてNISAもありません。

非課税枠を使いたい場合はSBI証券楽天証券 などを併用するとよいです。

NISA、つみたてNISA口座でおすすめの証券会社については、こちらの記事をどうぞ。
NISAでおすすめな証券会社の選び方。NISAはSBI証券かマネックス証券、つみたてNISAは楽天証券がおすすめ

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他の証券口座を持っているけど、PayPay証券(旧:ワンタップバイ)でも口座を作れる?複数口座を持っても損することはない?

証券口座は1人で複数持つことが可能です。他社の口座をすでに持っていても、PayPay証券で口座を作ることができます。

日本の証券口座の多くは、口座開設、口座維持に手数料はかかりませんので、複数口座を持っても損することはありません。

用途(日本株、投資信託、米国株など)によってお得な証券会社は違いますので、複数の口座をうまく使い分けることをおすすめします

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証券会社を変更する場合は移管手続きなどが必要?

他の証券会社では株式を移管(他社からの入庫、他社への出庫)できるところが多いですが、PayPay証券はできません。どうしても株式を移したい場合は、一旦売って、再度買い直すとよいです。

ただし、利益が出ている株式を売却すると、税金を支払わないといけません。投資効率が悪くなるので、あまりおすすめしません。証券会社をどうしても1つにまとめたいという場合以外は、それぞれの証券会社で保有し続けることをおすすめします。

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PayPay証券(旧:ワンタップバイ)はiOS、Androidどちらでも使える?

PayPay証券はiOS、Androidどちらのスマホ端末でも使えます。

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PayPay証券(旧:ワンタップバイ)が破綻したら私のお金はどうなる?ペイオフのような仕組みはあるの?

結論からいうと、PayPay証券が破綻しても投資資金はなくなったりしませんので、過度に心配する必要はありません。

具体的にいうと、日本には投資家保護のための、以下の仕組みがあります。

  1. 法律(金融商品取引法)によって「投資家の資産を証券会社の資産と分別して管理する」ことが決められている(分別管理
  2. 万が一、破綻した証券会社が分別管理していなかったとしても、1000万円までは日本投資者保護基金が補償する

1番目の分別管理を徹底する(破ったら罰則がある)ことによって投資家の資産は基本的に保全されていますので大丈夫です。しかし、決まりを破って分別管理していない証券会社が破綻したという場合に備えてさらに2番目の補償が用意されています(ペイオフに似た仕組みです)。

つまり、投資家の資産は2重のセーフティネット(安全網)で守られていますので、安心してください。

ただし、実際に破綻となった場合は、資産移管や補償の手続きなどで一時的に売買ができなくなることはありえます。破綻の懸念が少ない大手証券会社のほうがよいのは言うまでもありません。

投資初心者におすすめな証券会社については、以下の記事をどうぞ。大手を中心に選んでいます。
投資初心者におすすめなネット証券会社。少額投資のしやすさと規模で選ぶなら、この3社。

関連記事:

証券会社が破綻したら保有株や投資信託はどうなる?投資家保護の仕組みと注意点について解説
証券会社が破綻したら自分の資金はどうなるのか心配なあなたへ。当記事では「投資家保護の仕組みと、その注意点・対策」について紹介します。これを読めば証券会社の破綻リスクを気にせず、安心して投資を始められます。どうぞご覧ください。

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PayPay証券(旧:ワンタップバイ)のセキュリティは大丈夫?

PayPay証券のセキュリティについては、以下のようになっています(引用:PayPay証券の公式ページ)。

PayPay証券(旧:ワンタップバイ)の情報セキュリティ

PayPay証券(旧:ワンタップバイ)の情報セキュリティ

また、ログイン時は何度もパスワードを間違えるとロックがかかり、専用のフォームから申し込まないと解除できないようになっています。

損害を被ることは絶対にないとは言えませんが、ある程度安心して取引してよさそうです(心配な場合は、複数の証券会社に資産を分散させておくことをおすすめします)。

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PayPay証券(旧:ワンタップバイ)では、どうして小数点以下の株数で買えるのですか?

PayPay証券(旧:ワンタップバイ)の最大のメリットは、金額指定で株を買える(小数点以下の株数で買える)点ですが、そのような証券会社はほとんどありません。

どんな仕組みになっているのか疑問に思った方もいるかもしれませんが、その謎はPayPay証券で購入した株の名義を見るとわかります(以下はPayPay証券の公式ページから引用)。

PayPay証券(旧:ワンタップバイ)で購入した株の名義

PayPay証券(旧:ワンタップバイ)で購入した株の名義

つまり、実際に株式を所有しているのはPayPay証券であり、電子的に各顧客に割り当てているということです(1株以上になった日本株は、本人名義に変更されます)。

このような仕組みは他の証券会社ではほぼ見られません。PayPay証券は少額投資に強い証券会社です。

一方、PayPay証券が倒産したらどうなるのかと疑問に思うかもしれません。

基本的には顧客資産は分別管理されているので問題ないですが、もし何らかの理由で自分の資産が戻ってこなくなったとしても、投資者保護基金が1000万円まで補償してくれます。

PayPay証券(旧:ワンタップバイ)の顧客資産を守る仕組み

PayPay証券(旧:ワンタップバイ)の顧客資産を守る仕組み(引用:PayPay証券の公式ページ)

また、配当に関しても株数に応じて受け取れます(株主優待も、もちろん受け取れます)。運用資産が高額にならない限り、特に不都合はありません。

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PayPay証券(旧:ワンタップバイ)では投資信託などの商品も扱っている?

PayPay証券の取扱商品は国内株式と米国株式のみです。投資信託は取り扱っていません。

もし投資信託で投資したいならSBI証券楽天証券 などを使うとよいです。

投資信託でおすすめな証券会社についてはこちらの記事をどうぞ。
投資信託でおすすめなネット証券会社。初心者の積立投資(つみたてNISA)にも適した3社を紹介

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PayPay証券(旧:ワンタップバイ)ではETF(上場投資信託)も取引できる?

PayPay証券では一部の国内ETFやREIT、海外ETF、海外BDCを取引できます

PayPay証券の取扱銘柄については、以下の公式ページをどうぞ。

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PayPay証券(旧:ワンタップバイ)では指値できる?

PayPay証券では指値できません(提示された価格で売買するのみ)。他の証券会社でも単元未満株は基本的に指値できませんので、少額投資に共通するデメリットです。

指値したければ、単元株(100株単位)で投資する必要があります。しかし、一度に大きな金額で投資すると高値掴みする可能性があるため、あまりおすすめしません。

投資初心者は指値にこだわるよりも、少額でリスク小さく投資することを優先することをおすすめします。

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PayPay証券(旧:ワンタップバイ)で単元未満株を買った場合、配当や株主優待はもらえる?

PayPay証券で買った株(小数点以下の株数も含む)も、株数に応じて配当を受け取れます。配当は金額が上下するとはいえ、定期的な収入になるため、うれしいですね。

ただし、PayPay証券では米ドルを保有することができません。そのため、米国株の配当を受け取ったら、毎回為替手数料(0.35円/ドル)を支払って円に転換されてしまうので、コストがかかるというデメリットがあります。

一方、株主優待については多くの企業で100株(1単元)以上からとなっていますので、単元未満株で株主優待をもらえることは少ないです(また、米国株は株主優待の制度がありません)。

しかし、ごく一部の銘柄では単元未満株でも株主優待がもらえる場合があります(隠れ優待、端株優待、裏優待などと呼ばれます)。

カレンダーや自社製品優待券などが多いですが、利用する予定がある方にはお得です。隠れ優待、端株優待に関しては下記のサイトが詳しいので、興味がある方はこちらもどうぞ。
端株優待 隠れ優待 単元優待 一覧表

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PayPay証券(旧:ワンタップバイ)でIPO(新規公開株)は扱っている?

PayPay証券でもIPOを扱うことがあります。

PayPay証券では1株から応募できるので、投資資金が少額でも応募しやすいです(詳しくは「メリット4.IPOに1株から参加できる」をどうぞ)。

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ロボットアドバイザーに興味があるんだけど、PayPay証券にはある?

PayPay証券にはロボアドバイザー・サービスはありません。

ロボアドバイザーで投資をしたいなら、最大手のウェルスナビなどを使うとよいです。

私がこれまでウェルスナビを使ってきて感じたメリット・デメリットや、評判・口コミ、および運用実績の比較についてはこちらの記事をどうぞ。
ウェルスナビの評判と口コミ。実績を含めてメリット・デメリットを紹介
ロボアドバイザー3社の実績を比較。米国株が多めなウェルスナビが有利

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PayPay証券(旧:ワンタップバイ)にはどうやって入出金すればよいの?手数料は高い?

PayPay証券PayPay証券(旧:ワンタップバイ)への入金は、投資家毎に用意されたみずほ銀行の口座に振込すると、1~2時間後に証券取引口座の残高に反映されます。

また、PayPay証券からの出金は、事前に出金先銀行口座を設定し、申込手続きをすると出金できます(銀行の営業期間中は約1~2時間後に振り込まれます)。

入出金手数料は有料ですので、頻繁に出し入れはしないほうが良いです(詳しくは、デメリット3.入出金手数料が有料をどうぞ)。

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PayPay証券(旧:ワンタップバイ)の評判・口コミなどのまとめ

本記事ではPayPay証券(旧:ワンタップバイ)のメリット・デメリットと、他社サービスとの比較、ツイッターにおける評判・口コミについて紹介しました。

PayPay証券1000円から手軽に投資できる点がメリットです。小数点以下の株数で金額を指定して買付できるという、珍しい証券会社です。

また、PayPay証券では米国株投資もできます。米国株に対応している証券会社の中で一番使いやすいと思いますので、はじめての米国株投資に適しています。

投資に興味があるけど、難しそうで不安という方は、まずはPayPay証券で始めてみるとよいです。

PayPay証券(旧:ワンタップバイ)の基本情報のまとめ:

項目内容
会社名PayPay証券株式会社
登録番号関東財務局長(金商)第2883号
本店住所東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー
設立2013年10月31日
お問合せお問い合わせフォーム
路井なびお

自称「優良銘柄選びのソムリエ」。長期投資ブログ「ロイナビ(Long term investment Navi)」の管理人。

長期・積立・分散投資を基本として、インデックス投資と個別株(日米株)投資を実践しています。

優良なバリュー株や低コストなインデックス投信について調査・分析するほか、私が用いている分析方法や便利なツールなどについても紹介しています。

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