ファインアートに投資できるブロックチェーンベースのプラットフォームをまもなく立ち上げるFreeportは、アンディ・ウォーホルの作品4点をセキュリティトークン(デジタル証券)として独占的に提供する。

プレスリリースによると、4作品は著名なアートコレクターから「部分的に入手」したものだという。4作品は、ウォーホルの代表作である「マリリン」(1967年)、「ダブルミッキー」(1981年)、「ミック・ジャガー」(1975年)、「理由なき反抗(ジェームズ・ディーン)」(1985年)で、それぞれ1000個のトークンに分割され、提供される。

デジタル資産管理ツールVertaloの共同創業者兼CEOデイブ・ヘンドリックス(Dave Hendricks)氏は、FreeportはVertaloを利用してアート作品をトークン化し、DeFi(分散型金融)プラットフォームで売買できるようにすると語った。Freeportは、3月29日に米証券取引委員会(SEC)の規制をクリアし、高級アート作品をイーサリアムブロックチェーン上のセキュリティトークンとして提供できるようになった。

コレクションは5月に発売される予定で、すでにウェイティングリストが準備されている。ウェブサイトによると、トークン化された各ロットの販売開始価格は、250ドル〜860ドルになる見通し。

「多くの価値がオンチェーンに移行するにつれ、分割されたアート作品は、若い、だが財政的には余裕のない投資家から、ますます求められるようになっている」「私たちのプラットフォームはアート作品をただセキュリティトークンに分割するだけにとどまらない。我々は美術品中心のコミュニティを展開し、分割されたアート作品にまつわる所有体験を再定義する、完全没入型かつインタラクティブなプラットフォームを構築している」とFreeportの共同創業者兼CEOコイン・ジョンソン(Colin Johnson)氏は述べた。

参考資料:https://www.coindeskjapan.com/179344/

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