日本システムバンク(5530)の初値結果です。2023年初の公募割れ銘柄がここで出ました。これだけ好調地合いが続き3月末の上場ラッシュでも大丈夫だったのに・・・、注目度に欠けてしまうといとも簡単に公募割れするというのがIPOらしいといったら良いでしょうか?

初値売りで約1.8万円のマイナスです。公募当選者の方、残念でした。

日本システムバンク(5530)のIPO新規上場情報

【日本システムバンク(5530)】(公募価格1,880円)

5530

初値:1,700円(公募比: -180円/-9.6%)
高値:1,748円
安値:1,620円
終値:1,631円
出来高:232,500株(公募売出総計:150,000株)

初値は1,700円ということで引受価格の1,730円あたりでも止まらなかったという結果です。その後も全く人気がなく終値で初値よりも低い位置で終えています。出来高は公募売出総計を1回転以上はしているので、公募組からセカンダリー組への交換は株価を下げつつもかなり行われたことになりますね。

今回は公募組が痛みを負ったことになりますが、ここ最近のIPOは初値好調続きでしたので、良い意味でのガス抜きになったかも知れませんね。公募割れがなかったら来週以降のIPOで微妙評価の銘柄から公募割れが出てもおかしくはないと思っていましたが、逆にガス抜きできて希望が持てるかも知れません(あまり関係ないでしょうが・・・雰囲気です)。

岡三証券主幹事でしたが、中堅証券会社の主幹事で地方上場だと本当に初値は気にしませんというのが多いですね。こちらも仮条件は想定価格より強気で、公開価格1,880円は想定価格より高いです。それで引受価格で止まらずの公募割れ、さらに初日で下げてもお構いなしです。

来週以降もIPOは続きますので低調な状況がしばらく続きそうですね。

【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに

初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
黒澤のツイッターでは初値速報を流しています。

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今回はピタリ賞がでました。たけ様が1,700円で的中です。

公募割れ銘柄でAmazonギフト券ゲットは嬉しいですね。それにしても今回の読者予想は謎に高値予想で吊り上げられてしまいました。地味IPOで件数が100件超えでispaceよりも多いというのは明らかにヤラセ票が多い状態です。表示を歪ます行為は昔からありますが、こういう裏も含めて読者の皆様には予想を確認して欲しいですね。

IPO初値予想、読者予想の結果と投票所

皆さんの初値予想が役に立っています。引き続き、初値予想をお願い致します。