おはようございます。

昨日のNY株式市場は続落。翌日の4月消費者物価指数(CPI)の発表を前に様子見ムードが強まる中、根強い地方銀行の信用不安、債務上限問題を巡る与野党の茶番などに起因する景気の先行き不透明感が株価の重石に。ナスダックも12,200p近辺での持ち合いに末に反落。日経先物はドル円の騰勢が下支えとなって小幅安止まりに。

NYダウ 33,561ドル −56
ナスダック 12,179 −77
米10年債利回り 3.520% +0.001
為替 135.23円/ドル
NY原油 73.71 +0.55
日経先物(6月限) 29,220円 −20

big (28)

□ 本日の展望 : 米CPI前の模様眺め

昨日の年初来高値更新による利確バイアスの高まり、今晩の米CPIの結果と市場の反応を確認したいとの思惑による様子見姿勢などが重石となる一方、テクニカルと市場マインドの良化、外資系による日本株買いムード(見込み)が下支えとなる方向感の乏しい流れが予想されます。想定レンジは29,050−29,350円。週末のSQに絡めた先物主導のブレも念頭に。

<< 主な決算 >>
7012 川崎重工、2371 カカクコム、7203 トヨタ、1605 Inpex、2782 セリア、3696 セレス、3984 ユーザーローカル、4586 メドレックス、4901 富士フィルム、5401 日本製鉄、5713 住友鉱山、6787 メイコー、8801 三井不動産、5759 日本電解、9697 カプコン、4667 アイサンテック、7359 東京通信、4980 デクセリアルズ

★ 本日の戦略 : “潮目の変化”への布石を丁寧に!

本日も米イベント(今晩の4月消費者物価、週末のミシガン大学消費者信頼感指数)リスクに備えるべく、3割程度の余力維持、ストレス玉や決算が近いものを含む売却予定銘柄のポジション縮小を優先。

その上で、東証グロース・マザーズ指数のテクニカル良化が示す“潮目の変化”を念頭に、中小型株主体のポジショニングにて押し目買い・上昇時の売りすぎない勇気...を邁進。※ 中小型株の多くは似通ったテクニカル形状となっていますので、保有銘柄の増やしすぎはNG。「何を買うかの前に何を売るかを決断」がおススメ。

★☆Sラボ銘柄は昨夕の戦略を踏襲。新規買い対象4銘柄中、2銘柄が決算間近なため、本日からは☆ 6000番台スポット銘柄に派生。“逆襲+アルファ狙い”の布石を淡々と!

【ウォッチ銘柄】

△ 3762 テクマトリックス
24年3月期純利益は前期比8.8%増、9期連続の最高益更新を予想。昨日触れたラウンドワン(4680)と同様にお持ちの方は目先で多くを利確した後、押し目買い直しによる中長期対応も妙手。

4792 山田コンサル、5391 A&Aマテリアル、6317 北川鉄工、1921 巴コーポ、6820 アイコムなどはオークネット(3964)、トーモク(3946)などとともに割り切り対象でケア。

  (会員サークルより
 >>Sラボ参加案内

『 チャンスに掴みかからず、そっと寄り添う! 』

では 本日もよろしくお願いします!☆