波乱の年末年始!2023年は円高トレンドになる?【2022年末~2023年始】
最終更新日: 2023-1-10
あけましておめでとうございます!
年始のゆったりとした時間からなかなか抜け出せず、更新が止まっていました…!というわけで、2023年の初ブログ更新です٩(๑òωó๑)۶
みなさんはどんな年末年始を過ごされたのでしょうか?
ちなみに私は、年越しのタイミングで母と仙台へ親子旅行に行ってきました♪有名店のおいしい牛タンを食べたり、「萩の月」や「ゆべし」をたくさん買い込んだりとグルメメインの旅でしたが、大きなトラブルもなく帰ってこれてひと安心(´ε` )
また旅行行きたいなぁ…と未だに余韻に浸っております。笑
そんなゆるめな私ですが、本年もどうぞよろしくお願いいたします!
さて!雑談もほどほどに。
今回のブログはだいぶ間が空いてしまったので「2022年末~2023年始」のトピックスをぎゅっとまとめます!今週の重要指標に関しても触れるので、ぜひチェックしてくださいね(*´∀`*)
【2022年末】日銀決定会合でまさかの政策変更
2022年12月19日から20日にかけて金融政策決定会合が行われ、黒田総裁は長期金利の金利変動許容幅を「従来の0.25%から0.5%に拡大する」と発表!
黒田総裁は「利上げではない」とコメントしていますが、足元ではすでに変動幅の上限で推移していることから、事実上の利上げ、つまり大規模緩和を修正するものと市場は受け止めています。
すでに1月6日(金)は、新初10年物国債利回り0.5%を付けました。
これまでは日米の金利差が広がることによって円安トレンドを形成していましたが、日銀が実質利上げに踏み切ったこと。
また、アメリカの政策金利引き上げペースも鈍化していくことが予想されることから、発表後の為替レートは大きく円高に動き、一時129円台をつける場面も…!
さらに、実質利上げの発表があまりにも突然だったため「今後も突然の実質利上げが行われるのではないか」という不安を市場は抱えることになりました。。
ドル円の動き(1時間足)
【2023年始】米雇用統計の発表直後にやや円高へ
そうした中で、1月6日(金)に2023年最初の米雇用統計が発表されました!
米労務省によると2022年12月の非農業部門の就業者数は前月から22万3,000人の増加。予想の20万人を大きく上回りました。 失業率は予想3.7%に対して3.5%、平均時給(前月比)で予想0.3%増に対して0.4%増となっています。
失業率が予想よりも低く、平均時給(前月比)は予想よりも増加していることから、FRBの政策金利引き上げにもかかわらず、依然として雇用は堅調と考えられます。 ただし平均時給の前年同月比では4.6%と予想の5.0%を下回っているため、全く効果が出ていないとは言い切れません…!
今回の発表を受け、新年最初となる2023年2月のFOMCでは、大方の予想である0.5ポイントの利上げから、0.25ポイントを予想する人も増えたのではないでしょうか?
発表直後にやや円高に動いたのはそのためと考えられます(´・ω・`)
今週の注目すべき重要指標と為替レート予想
今週は、1月12日の夜に米12月消費者物価指数の発表があります!
内容次第では大きな為替レートの変動はあるかも知れませんが、為替レートは130円~134円で推移するのではないかと予想します。
また、日銀の金融政策の修正から昨年の円安トレンドが一転する可能性もあります!昨年までは「日銀はどうせ金融緩和方針は変えないだろう…」と思っていましたが、今後は注視していく必要があるでしょう(*´Д`)/
先週末は個人的にボロボロトレードをしてしまったので、今週から気分新たに立て直してこうと思います!
それでは今年もみなさんにとってよい1年になりますように(✻´ν`✻)♪