QLSホールディングス(7075)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(650円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

QLSホールディングス(7075)の上場日とIPO申込期間

QLSホールディングス(7075)の上場日は2023年6月26日(月)で、ブリッジコンサルティンググループ(9225)2社同日上場、上場市場はIPO市場では不人気市場となる地方市場(名古屋証券取引所ネクスト市場)への上場で、IPO主幹事はJトラストグローバル証券となっております。

このQLSホールディングス(7075)のIPO申し込み期間は6月8日(木)~6月14日(水)となっており、すでに6月のIPO申し込みラッシュが始まっているため、他IPO案件とのIPO申し込み期間被りが複数社ありますので、申し込まれる方は資金管理や申し込み忘れにご注意下さい。

QLSホールディングス(7075)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾

QLSホールディングス(7075)のIPO(新規上場)初値予想

QLSホールディングス(7075)のIPO想定価格は650円となっているため、現時点では公募価格の0.9倍~1.1倍程度の初値形成になるのではないかと弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値予想については公募割れも視野に入れた弱めE級評価に設定させて頂いております。

なお、このQLSホールディングス(7075)のIPO仮条件は明後日6月7日(水)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。

QLSホールディングス(7075)の事業内容

QLSホールディングス(7075)の事業内容は保育事業、介護福祉事業及び人材派遣事業等ということで、保育事業として豊かな人間性を持ったこどもを育成する「クオリスキッズ」、介護福祉事業として心がより豊かになる障害福祉・放課後デイサービス「エルサーブ」、人材派遣事業として特に自動車整備士に専門特化した技術者専門人材派遣「ダウイン」などを主な事業として全国展開しています。

QLSホールディングス(7075)IPO3つの事業

このQLSホールディングス(7075)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

QLSホールディングス(7075)のブルベア要素とIPO参加スタンス

QLSホールディングス(7075)の市場からの吸収金額はIPO想定価格650円としてオーバーアロットメント含め2.2億円と規模的に地方市場(名古屋証券取引所ネクスト市場)への上場としては小型サイズとは言い難く、やや荷もたれ感のある水準となります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて3,000枚と少なめですが、上場市場やIPO主幹事などを考慮するとIPO当選の確度は比較的高いかもしれません。

そして今回もこのQLSホールディングス(7075)のブル要素(ポジティブ材料)ベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。

まずブル要素(ポジティブ材料)としては保育及び介護福祉事業と時流に乗った社会的意義のある事業内容で、株価設定に割安感もあり、公開規模もIPO想定価格(650円)ベースで2.2億円と地方市場(名古屋証券取引所ネクスト市場)への上場でなければ軽量サイズで、個人投資家も手を出しやすい低位株設定となっています。

一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては地味な業態となる上に流動性に不安のある地方市場(名古屋証券取引所ネクスト市場)への上場案件。QLSホールディングス(7075)のIPO新規上場承認発表時の記事でも書いております通り、IPO主幹事のやり方に不安もあります。

上場日も6月26日(月)でIPOラッシュ突入、A級IPO案件となるブリッジコンサルティンググループ(9225)と2社同日上場で、公開規模は合わせても5.0億円以下となるため、資金分散の影響は軽微であるとは思われますが、そもそもの資金自体が回って来にくくなる可能性はありそうです。

IPO銘柄公開規模上場市場主幹事証券
ブリッジコンサルティンググループ2.3億円東証グロースSBI証券
QLSホールディングス2.2億円名証ネクストJTG証券

いずれにしても地方市場(名古屋証券取引所ネクスト市場)への上場案件はよほどのキラキラ案件でない限り、初値は厳しい展開となるケースが多いため、管理人の個人的なこのQLSホールディングス(7075)のIPO参加スタンスは当初の予定通りスルーで、SBI証券IPOチャレンジポイント狙い以外の申し込みは致しません。

QLSホールディングス(7075)のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのQLSホールディングス(7075)のIPO株(公募株及び売り出し株)3,000枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
Jトラストグローバル証券(主幹事2,460枚82.0%
SBI証券180枚6.0%
岡三証券180枚6.0%
東海東京証券60枚2.0%
フィリップ証券30枚1.0%
松井証券前受け金不要30枚1.0%
マネックス証券100%完全抽選30枚1.0%
楽天証券100%完全抽選30枚1.0%
岡三オンライン委託幹事?枚?%
DMM株委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が450枚あります。

積極的にQLSホールディングス(7075)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となるJトラストグローバル証券からのIPO申し込みは外せません。他平幹事の中には抽選割合の多いネット証券(SBI証券松井証券マネックス証券楽天証券)もありますが、SBI証券以外は30枚レベルとなるため厳しそうです。

ちなみに岡三証券はIPO当選後のキャンセルはペナルティが課せられるため、安易な申し込みは避けた方が賢明ですので、ご注意下さい。

QLSホールディングス(7075)のIPO仮条件決定

QLSホールディングス(7075)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:650円
IPO仮条件:590円~650円

IPO想定価格が最上限となる一般的なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は2.0億円~2.2億円となりました。

QLSホールディングス(7075)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾

QLSホールディングス(7075)の第二弾初値予想が発表されたようです。

650円~700円

IPO仮条件は一般的な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾時よりも上限はそのままで下限のみ上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはE級評価で変更無し、IPO参加スタンスについても引き続きスルーで変更はありません。

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