GSI(5579)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,300円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

GSI(5579)の上場日とIPO申込期間

GSI(5579)の上場日は2023年6月27日(火)で、エリッツホールディングス(5533)クオリプス(4894)3社同日上場、上場市場はIPO市場では不人気市場となる地方市場(札幌証券取引所本則市場)への上場で、IPO主幹事は岡三証券となっております。

このGSI(5579)のIPO申し込み期間は6月9日(金)~6月15日(木)となっており、すでに6月のIPO申し込みラッシュが始まっているため、他IPO案件とのIPO申し込み期間被りが複数社ありますので、申し込まれる方は資金管理や申し込み忘れにご注意下さい。

GSI(5579)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾

GSI(5579)のIPO(新規上場)初値予想

GSI(5579)のIPO想定価格は1,300円となっているため、現時点では公募価格の0.8倍~1.0倍程度の初値形成になるのではないかと公募割れも視野に入った弱めE級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値予想については弱めD級評価に変更させて頂いております。

なお、このGSI(5579)のIPO仮条件は明後日6月7日(水)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。

GSI(5579)の事業内容

GSI(5579)の事業内容はソフトウエア・システム開発の常駐支援、運用保守及び受託開発ということで、システムエンジニア、プログラマー、運用管理・保守等の幅広いITエンジニアを提案する常駐開発サービスや、常駐開発サービスを通じて首都圏の顧客から依頼される新規開発・保守開発等を持帰りの形態にて受託し、納品する受託開発サービスなどを展開しています。

GSI(5579)IPO事業系統図

このGSI(5579)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

GSI(5579)のブルベア要素とIPO参加スタンス

GSI(5579)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,300円としてオーバーアロットメント含め4.4億円と規模的に札幌証券取引所の本則市場への上場とはいえ、微妙なサイズ感となり、荷もたれ感のあるサイズとなりそうです。IPO株数は売り出し株無しの公募株のみで3,000枚と多くはありませんが、上場市場やIPO主幹事などを考慮するとIPO当選の確度は比較的高いかもしれません。

そして今回もこのGSI(5579)のブル要素(ポジティブ材料)ベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。

まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容がソフトウェア・システム開発やスマートフォン及びモバイルソフトウェア開発などを行うSIer(システムインテグレーター)と、IPO市場では比較的人気化しやすい業態となり、業績も堅調で株価設定に割高感もありません。上場市場も地方市場(札幌証券取引所)とはえ、本則市場となることから、新興市場よりは買いが多くなる可能性はありそうです。

一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては公開規模がIPO想定価格(1,300円)ベースで4.4億円と、地方市場(札幌証券取引所)への上場としては本則市場ではあるものの、荷もたれ感のある水準となります。

上場日も6月27日(火)でIPOラッシュ中盤戦に突入、エリッツホールディングス(5533)とクオリプス(4894)と3社同日上場で、資金分散の影響や買い疲れなども出て来るころです。他にも選択肢がたくさんある中であえて地方上場案件に手を出す必要は無いと考えている投資家も多そうです。

IPO銘柄公開規模上場市場主幹事証券
GSI4.4億円札証本則岡三証券
エリッツホールディングス4.9億円東証スタンダードみずほ証券
クオリプス39.4億円東証グロース野村證券

いずれにしてもQLSホールディングス(7075)同様、地方市場(札幌証券取引所本則市場)への上場案件ということで、管理人の個人的なこのGSI(5579)のIPO参加スタンスは中立からスルーに変更させて頂き、SBI証券IPOチャレンジポイント狙い以外の申し込みは致しません。

GSI(5579)のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのGSI(5579)のIPO株(公募株)3,000枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
岡三証券(主幹事2,700枚90.0%
SBI証券120枚4.0%
北洋証券60枚2.0%
アイザワ証券30枚1.0%
あかつき証券30枚1.0%
Jトラストグローバル証券30枚1.0%
東洋証券30枚1.0%
岡三オンライン委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が450枚あります。

積極的にGSI(5579)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となる岡三証券からのIPO申し込みは外せません。ただし、岡三証券はIPO当選後のキャンセルはペナルティが課せられるため、安易な申し込みは避けた方が賢明ですので、ご注意下さい。

GSI(5579)のIPO仮条件決定

GSI(5579)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:1,300円
IPO仮条件:1,300円~1,350円

IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は4.4億円~4.6億円となりました。

GSI(5579)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾

GSI(5579)の第二弾初値予想が発表されたようです。

1,350円~1,450円

IPO仮条件が強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾時よりも上限下限ともに上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価で変更無し、IPO参加スタンスについても引き続きスルーで変更はありません。

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