Exnessの「スワップフリー」改悪対策第2弾!日経225の自動売買を開始。日本株って大丈夫なの?

23年末にExnessのS&P500の「スワップフリー」が標準から優待レベルのみに変更されました。

そこで先日、優待が取り消された際の対策として、標準でも「スワップフリー」のままであるBTCUSDの運用を開始しました!

Exnessの「スワップフリー」がサイレント改悪!対策とBTCの自動売買の開始

 

今回は第2弾として日経225をスタートします!

 

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 「日経225」に投資しても大丈夫? 

少子高齢化と進むシルバー民主主義で日本の将来に明るい希望を持つことは中々難しいのが実情であるように思えます。経済(=株)もまたしかり。

とは言うものの、今や世界の株式インデックスは概ね似たような値動きをするようになっています(下図)。しかも直近ではダウやユーロ50よりも日経225の方が調子がいいくらい。

 

 

日経225、SP500、ユーロ50、ダウの推移(週足)

 

この好調にはちょっとしたカラクリがあり、ドル建てで見た日経平均ではようやくコロナ前の水準を少し上回った程度であり、実は円の急落によって円で評価する資産価値が上昇して見えている効果が大きそうなことが伺えます(下図)。

 

 

ドル建て日経225、ドル円の推移(週足)

 

とは言え、です。円の価値はこの4年ほどで20%以上も急落(110円 → 144円で-24%)してしまったので、円を持っているよりは日本株として持っていた方がまだマシだった事だけは間違いありません。

 

問題は、この円安が米の利下げにより終焉に向かいつつありそうなことで、この点は非常に悩ましい限りではありますが、一方の日銀はこのインフレ下にも関わらず延々と円安政策を続けており、仮に利上げやYCCの撤廃に踏み切ったところでその影響力は(短期ではともかく、中長期では)たかが知れているものと推測されます。

 

つまり、日経225を買うタイミングとしては今後の円高が怖いのでベストではなさそうなものの、S&P500を含む他のインデックスが上昇するような状況になった時にはきっと日経225も上がるんじゃなかろうか、と。少なくとも日本経済がもっとヤバくなる10年後くらいまでならきっと・・!

 

あ、でも増税だけで今後の社会保障支出増を賄う事は恐らく政治的に不可能なので、現実的にはインフレ税と併せて徴収せざるを得なそうな状況を踏まえれば(下図)、今後も延々と円安政策を続けてどんどん円の価値を下げ、一方の資産価値は(見た目上)どんどん上がっていく可能性が結構高い様な気がします。

 

 

このまま行くと2050年の国民負担率は70%、可処分所得は半減へ!*年率1%で経済成長した場合。0%の場合は2075年に可処分所得が脅威のマイナスへ(笑)

https://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51892885.html

 

 

奇しくも数年前に、「インフレになっても政府は大した利上げをせず、むしろ政府債務を圧縮する方を選ぶのではないか?」と妄想した状況が思いの外早く訪れてしまっている様な感じです。

日本政府が破綻せずに済むさもありな解決策。インフレターゲットの妙

 

うん。やっぱりS&P500の方が諸々安心感があっていいな~(笑)

ただ、米の政策金利が下がってS&P500が標準の「スワップフリー」に復活するまでなら日経225でも何とかなる様な気がします!(*願い)

 

 日経225の注意点と設定条件 

Exnessの日経225(JP225m)は厳密にはBTCUSDの様な「スワップフリー」銘柄ではありません。

ただ、今のところは(日銀のゼロ金利政策の影響で?)スワップが付加されていない状況です(下図、24.1.7現在)。

 

 

JP225mの取引条件(MT4 > 表示 > 気配値表示 > 通貨ペアを右クリックして「仕様」を選択)

 

よって、もし優待が取り消されてもマイナススワップが付加されることはありませんが、Exnessがスワップ値を変更した場合は付加されてしまう可能性があるので、取引条件には常に注意する必要があります。

 

設定条件の詳細はコチラにまとめて記載します。

 

 今後の計画 

これにより、1つの口座で3つの銘柄の運用をすることになります。

・S&P500(メイン)

・BTCUSD(サブ)

・日経225(サブ)

 

現状Tochiは優待レベルの「スワップフリー」なので、マイナススワップは一切付加されていません。

今後、もし優待が取り消されてS&P500のみマイナススワップが付加されるようになった場合は、それまでの運用状況を鑑みて、S&P500を停止ないしは割合を縮小し、他を増やすことで対応する予定です。

 

また、BTCないしは日経225の運用状況がある程度好調な場合は、ドローダウン時に急に優待が取り消されて多額のS&P500 マイナススワップに苦しめられる様になる状況を避けるため、優待レベルのままであってもS&P500を停止、ないしは縮小させます。

 

もし米の政策金利が落ち着いてS&P500を含むインデックスが標準で「スワップフリー」に戻った場合は、適当なタイミングで他の2つを停止してS&P500のみの運用に戻す予定です。

 

もう大儲けの予感しかしなーい ٩(๑´0`๑)۶ ← いつもの

 

 

== 24.1.8追記 マイナススワップが比較的安いFXGT ==

Exnessより前に「スワップフリー」を改悪したFXGTですが、S&P500のマイナススワップに関しては、年利-0.92%とかなり安く抑えられているようです(21.1.8現在)。

一方で、Exnessとは異なり、FXGTはインデックスに配当金を出さないということらいので、実質3%弱の手数料相当だと考えられます。

 

よって、S&P500の売買に関しては、優待スワップの間はExnessの方が2~3%程度有利で、もし優待が取り消された場合は2%程度FXGTの方が有利になると考えられます。

何とも絶妙な条件設定ですね(笑)

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