2024年3件目のIPO登場です。前回英文字コードが入った130Aが登場でしたが、今回は135A。IPOの申請順にコードを割り振っていることを考えると、間の4つも申請されていて明日も新規承認など出てきそうですね。後はコード番号順で申請割当順が分かりそうなメリットが出てきました。

※後で東証のページを確認するとプロマーケットやETFの新規承認で先にコードが割り振られていました。上記の内容は当てにならなさそうです・・・。

VRAIN Solution(135A)のIPO新規上場情報

製造業向けのAIソリューションの提供となっています。具体的にはライン製造業で人手をAIによる監視や制御に変えることで「人からAIへ」を実現しています。まずは自動車製造業から他の業種、他のラインへの展開になりそうです。現状でも業績の伸びはかなり良いです。

想定価格は2,760円。主幹事はSMBC日興証券です。
吸収金額が想定価格ベースで35.1億円で、東証グロース上場の中型IPOです。

まずは事業内容から見ていきましょう。

「AIシステム」と「それを実用化するコンサル」の二本立てです。ラインに監視カメラやセンサーを付けてAI搭載のコンピューター制御をするというのが大きな特徴でしょう。ライン作業というのはいずれ人的よりもAIの方が格段に優れている社会になるでしょうから、今後も伸びそうです。

こういったAIシステムは今や開発合戦が進んでいそうですが、VRAINの強みは以下になります。

特に「製造業の悩みの知見」があることで必要な開発をスムーズに行えること、すでに高い導入実績があることで信頼感があることなどが挙げられます。

売上の相手先としては2~3割をアイシン向けとなっていますが、金額が増えながら割合が減っている状況をみると他社への導入シェアも増えていそうです。

今後の成長戦略も気になる部分です。

1つ目の成長戦略として複数プロダクト・複数工場への導入の拡大です。これはまだまだこの分野だけでもパイがあることを表していますね。

2つ目は他産業への拡大。新サービスの拡大です。特に他産業への拡大はライン作業の多い食品工場など早い段階で広がりを見せるかも知れません。もちろん他のAIシステム企業との導入シェア競争にもなるでしょうが、現時点で実績を作りながら上場というのは大きそうです。

最後に業績です。増収増益で4期目にして高い成長力を見せています。倍々ゲームの状況ですので、このまま同じようなスピード感で成長できるかも肝ですね。導入可能性のパイがまだまだありそうなので期待感も強そうです。

業種はAIやDX系、業績もかなり良いとなれば注目度の高いIPOとして第一印象では評価できます。VC(ジャフコ)の投資も多いですが、そこは目を瞑れそうな感じもしますね。とりあえずロックアップ解除まで行けそうな目線になるでしょうか?

SMBC日興証券主幹事案件でも期待値の高そうなタイプと見て取れますので、是非とも欲しいところです。2024年の一発目の運試しとしては最適な銘柄かも知れません。

幹事証券一覧を見ていると、過去にどの銘柄にも絡んでいたSBI証券の名前が出てきていません。金融庁からの行政処分は「新規株式公開(IPO)銘柄に関し、勧誘を伴う上場日における売買の受託業務を令和6年1月12日から令和6年1月18日まで停止すること。」という短いものでしたが、IPOの分野でそれなりに影響が出てきてそうですね。

VRAIN Solution(135A)のIPO新規上場情報

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