自分のROEを意識する | エナフンさんの梨の木

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ピーターリンチをお手本とした初心者でもできる長期投資法を日々研鑽しています。

誤解があるといけませんので、昨日の記事に少し付け加えますと、あくまで投資力が相当ある著名投資家さんなので、成立するアドバイスと言えます。

ただ、仮に年率6%という平均的なリターンであっても、12年も運用すれば、元本は2倍になりますので、住宅ローンで借りた分くらいなら、それで浮いたお金を投資に回して儲けたお金だけで、12年後、返済出来てしまうのです。

複利のマジックの応用編のような話ですね。

おそらく、この方は、この先、何があるかわからないので、借金はしたくない。むしろ、株式だってどうなるかわからないので、リアル資産を持っておきたい。という発想でしょうから、その場合は、ニコニコ現金一括払いで構わないと思います。
(最近マンション買うような人は、現金一括払いで買う人、意外と多い。)

実は、私もそういう考えから、10年ほど前に太陽光発電を結構な資金を投入して作った時に、全額現金でやってしまったんです。


表面利回りは10%そこそこありますから、そういう財産も持って置こうと思ったわけです。

しかし、その後の私の株式投資のリターンは平均して25%程度でしたから、明らかにその分は運用効率が落ちたわけです。

どうせなら自己資本比率40%位にして残りを長期借り入れにして、ROEを25%くらいに高めておけば良かったと後悔したわけです。

で、マンションを買うときはためらわずに借りられる限り、住宅ローンを組んだ次第です。