昨日(2月17日)はH3ロケット2号機の打上げが成功したという明るいニュースで世の中が盛り上がっていましたが、IPO市場では昨年(2023年)12月6日(水)に東証グロース市場にIPO(新規上場)した宇宙ベンチャーのQPS研究所(5595)が上場からおよそ2カ月強となる先週末2月16日(金)に早くも公募価格(390円)からのテンバガー(10倍)を達成したという話題で盛り上がっています。どちらも宇宙関連で明るく夢のある話題ですね。

QPS研究所(5595)IPO3カ月チャート(2024年2月16日)
QPS研究所(5595)IPO3カ月チャート2024.2.17

QPS研究所(5595)は昨年(2023年)4月上場のispace(9348)に続く宇宙ベンチャーということで、上場前から投資家の期待値は高く、IPO株の取得は争奪戦となっていました。特に2023年後半のIPO市場は初値買い資金が入って来ない低迷期になっていましたので、こういった夢のある宇宙ベンチャーには期待値が高かったことと思われます。

その期待を裏切ることなく、IPO市場低迷期ではあったものの初値買い資金をおよそ38億円集め、公募価格390円に対して付いた初値は860円2.2倍まで高騰してのスタートとなりました。

上場初日の初値形成後すぐはIPO市場の低迷ぶりや初値が上がり過ぎた過熱感による既存株主からの売りなどが警戒感を誘いストップ安まで急落となりました。翌日も売り気配スタートとなったものの、寄り後すぐに付けた安値643円がそのまま上場来最安値となり、先週末2月16日(金)の終値は4,020円(高値4,370円)まで高騰しています。

公募価格390円に対して2月16日(金)の終値で4,020円となるため、初値買い(IPOセカンダリ)分ではなく、公募(IPO当選)分を今まで保有していればテンバガー(10倍)達成となります。いわゆる以下のようなIPO当選株を保有していればです><

QPS研究所(5595)IPO当選SMBC日興証券

もちろん管理人は初値売りをマイルールとしていますので、保有しておらずしっかり初値(860円)で売却済みです。残念ながら売却忘れもありません。初値売りで+47,000円の利益、2カ月我慢して先週末2月16日(金)売却であれば夢のテンバガー達成となる上に+363,000円の利益。

こうして数字にしてあらためて見るとついため息がこぼれてしまう内容であり、IPO株に当選していたことから変に残念感が出てしまいますが、初値売りをマイルールとしている以上は仕方ない結果であると思っています。IPO株取得時の単価は100株で380円(38,000円)という低位株だったので、中長期で保有している方も多いかもしれませんね。

管理人はIPOに特化しているとはいえ、この金融業界に18年いますが、一度もテンバガー(10倍)経験がありません。タラレバになってしまうため皆まで申し上げませんが、QPS研究所(5595)のIPO当選株を今まで保有していれば夢のテンバガー達成となっていたという話です。

ただ、上記で残念感があると申し上げましたが、正直なところそれほど残念感はありません。これは負け惜しみではなく、自分の握力の弱さは赤ちゃんレベルであるということは自身が一番わかっているので、仮に保有していたとしてもここまでの握力は絶対に無かったと自信を持って言えるからです^^;

今年(2024年)もアストロスケールアクセルスペースSynspective(シンスペクティブ)など宇宙関連銘柄のIPO登場もウワサされていますので、こういった夢のある宇宙ベンチャーのテンバガー達成はIPO市場盛り上げの牽引役としても期待値が上がり非常に嬉しいニュースですね。

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