ハンターカブ、アンダーガードのサビ除去と塗装

カバーもしているのに、ハンターカブのアンダーガード(エンジン下部の板)のサビが酷い。

 

 

海岸に良く行くせいもあってか、購入からたった4ヶ月の時点でこれ。

 

9ヶ月が経過した現在では半分ほどが錆に覆われている状態で余りにも見た目が悪い(写真撮り忘れ)。こんな汚れやすい場所を簡単に錆びる素材で作るなんて設計不良もいい所な気がするが、アルミ製を買うと3万円くらいと何故かやたらと高いので、今回は自分で塗装してみることにした!

 

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 サビ取りと塗装手順 

ディスクブレーキのサビ取りで使った「クリームクレンザー」と「ワイヤーブラシ」ではサビが酷くて歯が立たなかったので、たまたま家にあった紙やすりとサンダーでかなり強引にサビを取った。

 

 

だがしかし、数日もしない内に削った部分が再び錆びる(薄い茶色の部分)。おいおい・・。

 

 

仕方ないので、塗装直前に【PR】耐水サンドペーパーの400番で裏表全面を再度削り落とした。塗装面には細かな傷を付けたほうが塗装が付きやすいらしいので一石二鳥だ。より細かい1000番や1500番でもやるといいらしいのだが、面倒くさいので400番だけにした。ペーパーは3枚くらい使った。

 

 

これ以降は手の脂が付かないように台所用のポリエチレン手袋をし、塗料を吸い込まないように外で作業をした。

【PR】シリコンリムーバーを全体に吹きかけ、タオルで拭き取って表面の油脂と汚れを取り除いて乾燥後、【PR】プラサフ(塗装の下地)で全体を塗装。薄くスプレーし、乾いてから何度も上塗りするべきだったのだが、面倒くさくて一度に厚くしたら液垂れが出来たので手袋で伸ばしたらザラついて汚くなった。短気は損気。

 

 

乾くまで40-50分くらい待ってから【PR】マットブラックのカーペイントで塗装。何度か重ね塗りをするのだが、待つのが面倒くさいのでヘアドライアーで乾燥を促進・・。テカリが無くなることで乾燥したのが判る。錆びやすい部分なので3重にした。よ~く見ると液垂れやムラもあるものの、思ったよりは全然うまく出来た!

 

 

メタリック系カラーの場合は更にクリア塗装が必要だが、今回はマットブラックなのでこれで完成!

 

 

乾燥してからバイクに取り付け、ネジは組み付けてから【PR】補修ペンで同じくマットブラックに塗装した。

 

エンジンガードをマットブラックの奴に交換していたので、元よりも色が合っていていい感じになった。

 

これで(気が向けば)マフラーガードやリアキャリアなども同様の方法で塗装ができる様になった(*プラスチック部の下塗りはプラサフの代わりに【PR】プライマーを使う点に注意!)。

 

 

サビが気になっていたものの、塗装するのは面倒で気が進まなかったが、道具を揃えてしまえば案外あっさりと半日程度で出来た。費用も4,000円程度で他にも使える。遅くなってサビが浸透すると取替しかつかなくなるので、気になるようならなるべく早めに対策した方がよさそうだ(てか最初からサビないように作って~!)。

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